農薬/肥料のよくあるご質問(Q&A)


ご質問と回答

硝酸化成抑制材DCS入り肥料「スミカエースシリーズ」の肥効が、作物の生育初期から後期までなめらかに持続するのはなぜですか?
スミカエースは硝酸性窒素(NN)、アンモニア性窒素(AN)と硝酸化成抑制材「DCS」を含む化成肥料の総称です。 スミカエースの肥効が、初期~後期まで持続するのは次の理由によります。 ①作物の根は、窒素を無機態窒素、つまり、NNまたはANとして吸収します。②畑作物は好硝酸植物で、天候、温度に関わらず、NNを好んで、多量に吸収し、初期生育を促進します。特に、秋~春の低温時、高冷地での野菜栽培、土壌消毒後で硝酸化成能が復活していない時期の施肥に適しています(=初期肥効)。  ②施肥したANは、プラスイオンで土壌コロイドによく吸着され、土壌微生物の働きによってNNに変化(硝酸化成)後、作物に吸収されるので、NNより肥効が長効きします(=中期肥効)。 ③DCSは、ANの硝酸化成を遅くし、その肥効を持続させます(=後期肥効)。                                                                   なお、「EXスミカエース14(14-14-14、苦土他)」は、緩効性窒素「ウラホルム」も含むため、後半肥効がさらに長くなります。 

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