農薬/肥料のよくあるご質問(Q&A)


ご質問と回答

住友液肥2号(10-5-8)」をナスの株元に灌注処理しています。液肥の容器には「葉面散布には200倍以上に薄めてください。」書かれています。葉面散布の場合の留意点を教えてください。
通常、作物の生育に必要な肥料成分は土壌の施し、根から吸収・利用されます。このため、正常に生育している作物では、葉面散布は不要です。根傷み等により、根から必要な肥料分を吸収できない場合に限り、液肥2号を200倍以上に希釈し、葉面散布してください。1回当たりの散布量は、農薬散布と同様、10a当たり100~300Lです。200倍液を200L(㎏)散布する場合の原液重量は1㎏、N成分量は0.1kgです。                                   仮に、ナス1作の施肥N量を元肥20㎏、追肥30kg、合計50㎏とし、追肥を全量葉面散布する場合、30㎏/0.1㎏/回=300回施す必要があり、ナスが必要とするN量の供給は行えません。葉面散布により、樹勢が回復した後は、灌注もしくは灌水施肥して下さい。1回当たりの標準的な施肥量は10~20㎏(N量1.0~2.0kg)です。200倍以上に希釈し、灌水施肥してください。なお、葉や茎にかからないよう土壌施用する場合は、10~20倍希釈液でお使いいただけます。追肥回数は、生育に応じ、適宜加減してください。

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