農薬/肥料のよくあるご質問(Q&A)


ご質問と回答

「スーパーSRコート(水稲)」の説明資料には、各地の水稲品種の生育特性に適するよう、速効性肥料と3種類の被覆尿素を配合し生育初期から生育後半までスムーズに肥効が持続するように設計していると書かれています。しかし、天候は毎年異なり、特に、最近のように、夏期異常高温になる場合、被覆肥料からのN成分溶出が早まり、生育後半に肥料切れする心配はありませんか?
「スーパーSRコート」に含まれる被覆肥料は確かに気温が高くなると溶出は早くなります。一方、稲の生育も気温が高いと早くなります。両者の差はわずかですので、夏期異常高温になる場合でも、生育後半に肥料切れする心配はありません。なお、異常高温年でも日平均気温の上昇は平年に比べて1~2℃程度です。被覆尿素からの成分溶出は、25℃水中での80%成分溶出期間ですので、仮に、25日間平均1℃上昇しても、1日分のずれにすぎません。ただ、異常高温の時には、日照時間が長く、日照量も多いので、十分な水分があれば、光合成が進むため、Nが多く消費され、後半肥料切れする可能性があります。

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