農薬/肥料のよくあるご質問(Q&A)


ご質問と回答

”うめ”がコスカシバで大きな被害を受けています。「ガットキラー乳剤」で十分な効果がある防除方法を教えてください。
①「ガットキラー乳剤」は樹皮下の幼虫を駆除する目的で散布します。休眠期(落葉後から萌芽前)に100倍液を樹幹、枝の被害部に十分量散布してください。虫糞、粗皮などを取り除いてから散布するとより効果的です。 休眠期間では成虫発生がほぼ終了した10月及び幼虫生育期の3月下旬の2回散布が効果的です。 ②コスカシバの幼虫は樹皮下で越冬し、翌春も食害を続け、樹皮下で蛹化します。越冬幼虫の発育程度にはかなりの幅があるため、成虫の発生期間は5~10月と幅があります。産卵は,樹皮の割れ目に1粒ずつ行われ、孵化した幼虫は樹皮下に穿入し、そこから半透明のヤニと虫糞を排出します。 加害部では、蛹のカラが樹皮上に残っていることがよくあります。被害がひどくなると、幹はデコボコになり、枯損(部分枯れ)することがあります。このような症状から、虫の被害部分を見分けることができます。

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