農薬/肥料のよくあるご質問(Q&A)


ご質問と回答

“長ネギ”を周年栽培している農家です。「CRスミカエース10(10-10-10、苦土、マンガン、ほう素入)を、元肥として10a当たり80㎏(窒素成分=N量8.0㎏)、畑の表面全体に散布後耕運(全層施肥)した後、40㎏(N量4.0㎏)は溝施肥しています。また、追肥は3回の土寄せ時に行っています。定植直後は、作物体が小さく、溝施用分のみ利用しており、全層施肥分は無駄になっているような気がして電話しました。
全層施肥と溝施肥を併用しているのは、次の理由によります。 ①全層施肥は機械作業に最も適した方法で、土壌中に肥料が均一に分布させることができ、濃度障害(=肥焼け)を起こしにくい利点があります。施したANは土壌に吸着・保持され、根が伸長すると利用されます。逆に言うと、定植直後、根の周囲の肥料濃度は薄く、初期生育は緩慢になります。 ②そこで、初期生育を旺盛にするため、溝施肥を併用しますが、量が多すぎると肥焼けしますのでご注意ください。

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