製品情報

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殺菌剤
フセキワイドフロアブル
農林水産省登録 第24936号
製品分類 殺菌剤
種類名 イミノクタジンアルベシル酸塩・ピリダクロメチル水和剤
有効成分 イミノクタジンアルベシル酸塩:10.0%
ピリダクロメチル:11.7%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺菌剤分類 M7,53
性状 類白色水和性粘稠懸濁液体
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 5年
包装 500mL×20
うどんこ病に新たな一手

特長

  • ● うどんこ病に優れた効果を示します。
  • ● 既存薬剤の耐性菌にも有効な新規作用機作のピリダクロメチルと、耐性菌リスクが低いイミノクタジンアルベシル酸塩との混合剤です。
  • ● トマトの葉かび病やすすかび病、なすのすすかび病にも優れた効果を示します。
  • ● 天敵有用昆虫に対して影響が少ない薬剤です。

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

適用表*データは2025年5月20日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
いちご うどんこ病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 4回以内
イミノクタジン:10回以内(育苗期は5回以内、本圃では5回以内) ピリダクロメチル:4回以内
散布
いちご 炭疽病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 4回以内
イミノクタジン:10回以内(育苗期は5回以内、本圃では5回以内) ピリダクロメチル:4回以内
散布
きゅうり うどんこ病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 4回以内
イミノクタジン:7回以内 ピリダクロメチル:4回以内
散布
きゅうり つる枯病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 4回以内
イミノクタジン:7回以内 ピリダクロメチル:4回以内
散布
すいか うどんこ病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 4回以内
イミノクタジン:4回以内 ピリダクロメチル:4回以内
散布
すいか つる枯病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 4回以内
イミノクタジン:4回以内 ピリダクロメチル:4回以内
散布
トマト うどんこ病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
イミノクタジン:3回以内 ピリダクロメチル:4回以内
散布
トマト すすかび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
イミノクタジン:3回以内 ピリダクロメチル:4回以内
散布
トマト 葉かび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
イミノクタジン:3回以内 ピリダクロメチル:4回以内
散布
なす うどんこ病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
イミノクタジン:3回以内 ピリダクロメチル:4回以内
散布
なす すすかび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
イミノクタジン:3回以内 ピリダクロメチル:4回以内
散布
ミニトマト うどんこ病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 2回以内
イミノクタジン:2回以内 ピリダクロメチル:4回以内
散布
ミニトマト すすかび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 2回以内
イミノクタジン:2回以内 ピリダクロメチル:4回以内
散布
ミニトマト 葉かび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 2回以内
イミノクタジン:2回以内 ピリダクロメチル:4回以内
散布
メロン うどんこ病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 4回以内
イミノクタジン:5回以内 ピリダクロメチル:4回以内
散布
メロン つる枯病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 4回以内
イミノクタジン:5回以内 ピリダクロメチル:4回以内
散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
● 使用前によく振ってから使用する。
● 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法にあわせ調製し、使いきる。
● 散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけ速やかに散布する。
● 本剤はイミノクタジンを含む農薬であるので、他のイミノクタジンを含む農薬の使用回数と合わせ、作物ごとの総使用回数の範囲で使用する。
● 幼果期のメロンに対して薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意する。
● 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにする。
● 散布の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、ゴム長靴、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用する。作業後は直ちに身体を洗い流し、うがいをするとともに衣服を交換する。
● 作業時に着用していた衣類等は他のものと分けて洗濯する。
● かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触をさける。
● 夏期高温時の使用をさける。
● 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温な場所に密栓して保管する。

火災時の措置

漏出時の措置

輸送上の注意

廃棄上の注意

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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