和歌山はかんきつ地帯なので、やはりロディー乳剤ですね。かんきつのカメムシ類はもちろん、ケムシ類への効果は数ある殺虫剤の中でも屈指の剤だと思っています。また、アグロスリン水和剤は、かんきつのほか、かきなどにも登録があり、パンチ力のある剤なのでおすすめです。
「温暖化による影響、外来生物など、地球環境変動に対し、チャンスを逃さない営業活動を心がけていきます!」
例えば、樹木や果樹などに被害をもたらす外来生物のクビアカツヤカミキリは、すでに大阪や奈良で被害が広がっており、今後、和歌山にも南下してくる可能性があります。クビアカツヤカミキリは、ももやうめなどバラ科の植物を好むので、害虫の食入孔から直接ノズル処理できるロビンフッドを推進していきたい。
さらにロビンフッドの普及をきっかけに、合ピレ剤、既存主要剤はもちろん、今後登録拡大される剤など、環境変動に伴う病害虫の発生に即した当社剤の維持、拡売を実施します。
そして、社内はもとより、顧客も含めたサプライチェーンに貢献し、社会のお役に立ち、住友の事業精神である「自利利他公私一如」を実現していきたいと思います。