農薬/肥料のよくあるご質問(Q&A)


ご質問と回答

”だいこん”が他の作物より最終散布からの収穫前日数が長い傾向にあるのはなぜでしょうか? 
主な理由は、葉の作物残留基準値を満たす必要があるためと、収穫間際までの防除が必要ないためです。 ”だいこん”は、葉と根の両方を食べる作物であるため、農薬の残留基準値は、葉と根の両方で別々に設定されています。 だいこん”の葉は薬剤が付着しやすい形状をしているので、散布された農薬の付着量は多くなります。しかし、葉の重量は根に比べて極めて軽いので、散布剤では、根の残留濃度より葉の残留濃度の方が高くなります。 散布剤においては、だいこんの葉での残留濃度が残留基準値を超えないようにするためには使用日から収穫日までの期間を長くする必要があります。そのため、散布剤でのだいこんの使用時期(収穫前日数)は他の作物よりは長くなります。 また、だいこんの価値を決める根部については、収穫間際まで防除しなければならない重要な病害虫がありませんし、一斉に収穫する作物なので、「収穫前日」のような登録が不要です。

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