農薬/肥料のよくあるご質問(Q&A)


ご質問と回答

昨年、3月以降に”たまねぎ”にべと病が多発し、大きな被害を受けました。今年は確実な防除を行いたいと考えています。防除薬剤、散布時期等について教えてください。
①”たまねぎ”のべと病は、10~12月頃に苗床や定植した畑で感染します。感染後、発病した株はほとんど枯死します。感染して発病していない株は越冬罹病株となり、翌春に発病して二次感染源になります。二次感染は気温が15℃以上で降雨が多い場合に多発します。発病株はただちに抜き取り、畑の外に出して処分するなどして、畑には放置しないでください。
②防除薬剤としては「ダコニール1000」、「ベネセット水和剤」をお薦めします。定植後、たまねぎが活着すれば、感染している株の防除も含めて、予防・治療効果のある「ベネセット水和剤」を散布するか、予防効果のある「ダコニール1000」を1~2回散布してください。翌春、気温が上がってくれば、「ダコニール1000」、「ベネセット水和剤」に、他の作用性の薬剤も加えて、約10日の間隔でローテーション散布してください。
なお、「ベネセット水和剤」は栽培期間中に3回まで、「ダコニール1000」は6回まで散布可能です。

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