農薬/肥料のよくあるご質問(Q&A)


ご質問と回答

トマトを露地栽培しており、「住友液肥2号(10-5-8)」で追肥予定です。生育は順調で、最初の実がピンポン玉大に肥大したので、追肥を始める時期と思います。施肥方法はどうしたらよいのでしょうか?
トマトへ施肥のポイントは、二つあります。①最初の果実がピンポン玉大に肥大する結実期までは、肥効を極力抑える。②その後、植物体の生長と実の肥大、言い換えると、栄養生長と生殖生長が同時進行するので、肥効を切らさないよう、収穫終了まで、ずーっと効かせる。                                              住友液肥2号を希釈倍率200倍以上に希釈して施してください。①200倍液を作成するには、水5Lに、この液肥(原液)25gを加え、よく攪拌してください。②この希釈液を、株の周囲にたっぷり、ジョウロ他でかん水施肥してください。この倍率(濃さ)では、株元、葉にかかっても肥焼けの心配はありません。③ 希釈液を 1株当たり1L施す場合、含まれる原液重量は5g、原液容量は、原液重量/比重(1.2g/mL)=5g/1.2g/mL =4.2mLです。また、N成分施用量は、原液重量×N保証成分量=5g×10% =0.5g です。 ④仮に、畝幅1m×株間0.3m(30㎝)とすると、1株の専有面積は0.3㎡ ですので、 N成分施肥量は0.5g/0.3㎡=1.67g/㎡(=㎏/10a)となります。追肥は10~14日毎に行ってください。追肥回数は、地力N、基肥量、生育状況、収穫量等によって異なります。追肥量を増やしたい場合は、希釈液の濃度を高めるのでなく、同じ希釈倍率で、施用回数を増やしてください。

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