製品情報

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水稲除草剤
レオゼータ300FG
農林水産省登録 第24699号
製品分類 水稲除草剤
種類名 フェンキノトリオン・プロピリスルフロン・ブロモブチド粒剤
有効成分 フェンキノトリオン:10.0%
プロピリスルフロン:3.0%
ブロモブチド:30.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
除草剤分類 27,2,30
性状 類白色細粒
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 5年
包装 300g×20袋
狙われたら、もう終わり。

特長

  • ● 3成分の一発処理除草剤(フェンキノトリオン、プロピリスルフロン、ブロモブチド)
  • ● 高葉齢のノビエ(4葉期まで)や多年草雑草に高い効果
  • ● ホタルイなどのSU抵抗性雑草に優れた効果

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
雑草名で絞り込み
作物名 適用雑草名 適用地帯 適用土壌 使用液量
/ 薬量
希釈水量 使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
移植水稲 一年生雑草 300g/10a 移植後3日~ノビエ4葉期 ただし、移植後30日まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内 ブロモブチド:2回以内
湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布
移植水稲 ウリカワ 300g/10a 移植後3日~ノビエ4葉期 ただし、移植後30日まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内 ブロモブチド:2回以内
湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布
移植水稲 オモダカ 300g/10a 移植後3日~ノビエ4葉期 ただし、移植後30日まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内 ブロモブチド:2回以内
湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布
移植水稲 クログワイ 300g/10a 移植後3日~ノビエ4葉期 ただし、移植後30日まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内 ブロモブチド:2回以内
湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布
移植水稲 コウキヤガラ 300g/10a 移植後3日~ノビエ4葉期 ただし、移植後30日まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内 ブロモブチド:2回以内
湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布
移植水稲 セリ 300g/10a 移植後3日~ノビエ4葉期 ただし、移植後30日まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内 ブロモブチド:2回以内
湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布
移植水稲 ヒルムシロ 300g/10a 移植後3日~ノビエ4葉期 ただし、移植後30日まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内 ブロモブチド:2回以内
湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布
移植水稲 ヘラオモダカ 300g/10a 移植後3日~ノビエ4葉期 ただし、移植後30日まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内 ブロモブチド:2回以内
湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布
移植水稲 ホタルイ 300g/10a 移植後3日~ノビエ4葉期 ただし、移植後30日まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内 ブロモブチド:2回以内
湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布
移植水稲 マツバイ 300g/10a 移植後3日~ノビエ4葉期 ただし、移植後30日まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内 ブロモブチド:2回以内
湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布
移植水稲 ミズガヤツリ 300g/10a 移植後3日~ノビエ4葉期 ただし、移植後30日まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内 ブロモブチド:2回以内
湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの4葉期までに、時期を失しないように使用する。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に使用するようにする。
 ホタルイ、ヘラオモダカ、ウリカワは3葉期まで、ミズガヤツリは草丈20cm以下まで、ヒルムシロは発生盛期まで、セリは再生期まで、オモダカは発生始めまで、クログワイは草丈10cmまで、コウキヤガラは草丈15cmまでが本剤の散布適期です。
● 藻類または表層はく離の発生しやすい水田では、有効な剤との組み合わせで使用する。
● 苗の植え付けが均一になるよう、代かき、均平化および植付作業はていねいに行う。未熟有機物を施用した場合は特にていねいに行う。
● 湛水散布または湛水周縁散布にあたっては、やや深めの湛水状態(水深5~6cm)にして水の出入りを止める。
● 湛水散布の場合は田面に散布し、また湛水周縁散布の場合は水田周縁部に沿って帯状に散布し、散布後少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないようにし、また、散布後7日間は落水、かけ流しはしない。自然減水により田面の一部が露出するようになったら、水尻を止めて通常の水深になるまで水を入れて水口を閉じる。
● 藻や浮き草が多発している水田では拡散が不十分となり、部分的な薬害や効果不足の可能性があるので使用をさける。
● 稲の根が露出する条件では薬害を生じるおそれがあるので使用しない。
● 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は、次の注意を守る。
〇 散布は使用機種の使用基準に従って実施する。
〇 専用の粒剤散布装置によって湛水散布する。
〇 事前に薬剤の物理性に合わせて粒剤散布装置のメタリング開度を調整する。
〇 散布薬剤の飛散によって他の植物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラの回転数を調整し、ほ場の端から5m以上離れた位置からほ場内に散布する。
〇 水源地、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意する。
● 以下のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさける。
○ 砂質土壌の水田および漏水の大きな水田(減水深が2cm/日以上)。
○ 軟弱な苗を移植した水田。
○ 極端な浅植えの水田。
● 吸湿性があるので、散布前に降雨の場合には濡れないように注意して散布する。濡れた手で扱わない。また、開封後は早めに使用する。
● 田植前に生育したミズガヤツリは、完全に防除してから使用する。
● 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意する。
● いぐさ栽培予定水田では使用しない。
● 本剤を使用した水田の田面水は、他作物の灌水に用いない。
● 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 農薬使用者に係る注意事項。
○ 本剤は眼に対して刺激性があるので目に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
〇 散布の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用する。
  作業後は直ちに身体を洗い流し、うがいをするとともに衣服を交換する。
〇 作業時に着用していた衣服等は他のものと分けて洗濯する。
○ かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触をさける。
〇 夏期高温時の使用をさける。
● 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。

火災時の措置

漏出時の措置

輸送上の注意

廃棄上の注意

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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