製品情報

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水稲除草剤
バットウZフロアブル
農林水産省登録 第24495号
製品分類 水稲除草剤
種類名 ピラクロニル・プロピリスルフロン・ベンゾビシクロン水和剤
有効成分 ピラクロニル:3.8%
プロピリスルフロン:1.7%
ベンゾビシクロン:3.8%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
除草剤分類 14,2,27
性状 類白色水和性粘稠懸濁液体
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 4年
包装 500mL×20、2L×6
クログワイ・抵抗性ホタルイ・オモダカなどの難防除雑草に安定の効果

特長

  • ●難防除雑草や畦畔から侵入する雑草の防除に高い効果を発揮。
  • ●3つの有効成分が効く。
    • ①ピラクロニル
    • ②プロピリスルフロン
    • ③ベンゾビシクロン

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
雑草名で絞り込み
作物名 適用雑草名 適用地帯 適用土壌 使用液量
/ 薬量
希釈水量 使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
移植水稲 アオミドロ・藻類による表層はく離 500mL/10a 移植後3日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
移植水稲 一年生雑草 500mL/10a 移植後3日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
移植水稲 ウリカワ 500mL/10a 移植後3日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
移植水稲 エゾノサヤヌカグサ 500mL/10a 移植後3日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
移植水稲 オモダカ 500mL/10a 移植後3日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
移植水稲 クログワイ 500mL/10a 移植後3日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
移植水稲 コウキヤガラ 500mL/10a 移植後3日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
移植水稲 セリ 500mL/10a 移植後3日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
移植水稲 ヒルムシロ 500mL/10a 移植後3日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
移植水稲 ヘラオモダカ 500mL/10a 移植後3日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
移植水稲 ホタルイ 500mL/10a 移植後3日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
移植水稲 マツバイ 500mL/10a 移植後3日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
移植水稲 ミズガヤツリ 500mL/10a 移植後3日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
直播水稲 アオミドロ・藻類による表層はく離 500mL/10a 稲1葉期~ノビエ3葉期ただし、収穫90日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
直播水稲 一年生雑草 500mL/10a 稲1葉期~ノビエ3葉期ただし、収穫90日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
直播水稲 ウリカワ 500mL/10a 稲1葉期~ノビエ3葉期ただし、収穫90日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
直播水稲 セリ 500mL/10a 稲1葉期~ノビエ3葉期ただし、収穫90日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
直播水稲 ヒルムシロ 500mL/10a 稲1葉期~ノビエ3葉期ただし、収穫90日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
直播水稲 ホタルイ 500mL/10a 稲1葉期~ノビエ3葉期ただし、収穫90日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
直播水稲 マツバイ 500mL/10a 稲1葉期~ノビエ3葉期ただし、収穫90日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
直播水稲 ミズガヤツリ 500mL/10a 稲1葉期~ノビエ3葉期ただし、収穫90日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内 プロピリスルフロン剤2回以内 ベンゾビシクロン剤3回以内
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用量に合わせ秤量し、使いきる。
● 使用前に容器を軽く振る。
● 主要雑草に対する散布適期幅
 ホタルイ 3葉期まで
 ウリカワ 3葉期まで
 ヘラオモダカ 2葉期まで
 ミズガヤツリ 草丈20cmまで 
 ヒルムシロ 発生期まで 
 セリ 再生期まで 
 エゾノサヤヌカグサ 発生始期まで 
 オモダカ 発生前から発生始期まで
 クログワイ 発生前から発生始期まで
 コウキヤガラ 発生始期まで
 アオミドロ・藻類による表層はく離 発生始期まで
○ 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの3 葉期までに時期を失しないように使用する。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に使用するように注意する。
○ オモダカ、クログワイ、コウキヤガラは発生期間が長く遅い発生のものまで十分効果を示さない場合があるので、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用する。
● 原液湛水散布に当たっては、水の出入りを止め湛水状態(水深3~5cm)で本剤が水田全面にいきわたるように散布する。本剤散布後、少なくとも3~4 日間は通常の湛水状態を保ち、散布後7 日間は落水、かけ流しはしない。
● 水口施用の場合は、入水時に本剤を水口に施用し、流入水とともに水田全面に拡散させ、処理後田面水が通常の湛水状態に達したときに必ず水を止め、田面水があふれ出ないよう注意する。
● 本剤を無人航空機で滴下する場合は次の注意を守る。
○ 滴下は使用機種の使用基準に従って実施する。
○ 滴下に当たっては散布装置のノズルを取り外す。
○ 作業中、薬液が漏れないように機体の配管その他装置の十分な点検を行う。
○ 隣接する圃場に水稲以外の作物が栽培されている場合は、無人航空機による本剤の滴下は行わない。
○ 水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないよう十分注意する。
○ 薬剤滴下に使用した装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理する。
○ 本剤の滴下に使用した無人航空機の散布装置は、水稲以外の作物への薬液散布には使用しない。
● 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平作業及び植え付けはていねいに行う。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行う。
● 軟弱苗を移植した水田、極端な浅植えをした水田、極端な深水となった水田及び砂質土で漏水の大きな水田(減水深2cm /日以上) では、薬害を生じるおそれがあるので使用しない。
● 直播水稲栽培では、稲の根が露出する条件では薬害を生じるおそれがあるので注意する。
● 除草効果が低下するおそれがあるので著しい降雨が予想される場合には使用を控える。
● 本剤は、その殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は、十分注意する。
● いぐさ栽培予定水田では使用しない。
● 本剤散布後の田面水を他作物に灌水しない。
● 空容器等は圃場などに放置せず、適切に処理する。
● 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用する。特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにする。
● 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
● 無人航空機による滴下で使用する場合は、飛散しないよう特に注意する。
● 散布後は水管理に注意する。
● 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管する。

火災時の措置

漏出時の措置

輸送上の注意

廃棄上の注意

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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