製品情報

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水稲除草剤
ゼータプラス1キロ粒剤
農林水産省登録 第24331号
製品分類 水稲除草剤
種類名 フェンキノトリオン・プロピリスルフロン粒剤
有効成分 フェンキノトリオン:3.0%
プロピリスルフロン:0.90%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
除草剤分類 27,2
性状 類白色細粒
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 5年
包装 1kg×12、12kg×1
雑草へ、猛突進

特長

  • ●2成分の一発処理除草剤。(フェンキノトリオン、プロピリスルフロン)
  • ●高葉齢のノビエ(*4葉期)を始めSU抵抗性雑草に優れた効果。(*移植水稲のみ)
  • ●多年生難防除雑草オモダカ、クログワイ、コウキヤガラに高い効果。

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
雑草名で絞り込み
作物名 適用雑草名 適用地帯 適用土壌 使用液量
/ 薬量
希釈水量 使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
移植水稲 一年生雑草 - - 1kg/10a - 移植時 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内
田植同時散布機で施用
移植水稲 一年生雑草 - - 1kg/10a - 移植直後~ノビエ4葉期 ただし、収穫60日前まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
移植水稲 エゾノサヤヌカグサ - - 1kg/10a - 移植時 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内
田植同時散布機で施用
移植水稲 エゾノサヤヌカグサ - - 1kg/10a - 移植直後~ノビエ4葉期 ただし、収穫60日前まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
移植水稲 多年生広葉雑草 - - 1kg/10a - 移植時 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内
田植同時散布機で施用
移植水稲 多年生広葉雑草 - - 1kg/10a - 移植直後~ノビエ4葉期 ただし、収穫60日前まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 アオミドロ・藻類による表層はく離 - - 1kg/10a - 稲1葉期~ノビエ4葉期 ただし、収穫60日前まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 一年生雑草 - - 1kg/10a - 稲1葉期~ノビエ4葉期 ただし、収穫60日前まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 ウリカワ - - 1kg/10a - 稲1葉期~ノビエ4葉期 ただし、収穫60日前まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 セリ - - 1kg/10a - 稲1葉期~ノビエ4葉期 ただし、収穫60日前まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 ヒルムシロ - - 1kg/10a - 稲1葉期~ノビエ4葉期 ただし、収穫60日前まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 ホタルイ - - 1kg/10a - 稲1葉期~ノビエ4葉期 ただし、収穫60日前まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 マツバイ - - 1kg/10a - 稲1葉期~ノビエ4葉期 ただし、収穫60日前まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 ミズガヤツリ - - 1kg/10a - 稲1葉期~ノビエ4葉期 ただし、収穫60日前まで 1回
フェンキノトリオン:2回以内 プロピリスルフロン:2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 主要雑草に対する散布適期幅
 ホタルイ 3葉期まで
 ウリカワ 3葉期まで
 ヘラオモダカ 3葉期まで
 ミズガヤツリ 草丈25cm以下まで
 ヒルムシロ 発生盛期まで
 セリ 再生期まで
 エゾノサヤヌカグサ 発生始期まで
 オモダカ 発生前からヘラ葉期まで
 クログワイ 発生前から草丈10cm以下まで
 コウキヤガラ 発生前から草丈35cm以下まで
 シズイ 草丈3cm以下まで
○ 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの4葉期までに時期を失しないように散布する。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布するようにする。
● 散布の際は、水の出入りを止めて湛水状態(水深3~5cm)で、まきむらが生じないように均一に散布する。また、極端な浅水や深水での使用はさける。
● 散布後3~4日間はそのまま湛水を保ち、田面を露出させないようにし、散布後7日間は落水、かけ流しはしない。また、入水は静かにおこなう。
● 苗の植え付けが均一になるよう、代かき、均平化および植付作業はていねいに行う。未熟有機物を施用した場合は特にていねいに行う。
● 以下のような条件下では薬害が発生するおそれがあるので使用をさける。
○ 砂質土壌の水田および漏水の大きな水田(減水深が2cm/日以上)。
○ 軟弱な苗を移植した水田。
○ 極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田。
● 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は、次の注意を守る。
〇 散布は散布機種の散布基準に従って実施する。
〇 専用の粒剤散布装置によって湛水散布する。
〇 事前に薬剤の物理性に合わせて粒剤散布装置のメタリング開度を調整する。
〇 散布薬剤の飛散によって他の植物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラの回転数を調整し、ほ場の端から5m離れた位置からほ場内に散布する。
〇 水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意する。
● 稲の根が露出する条件では薬害を生じるおそれがあるので使用しない。
● 著しい多雨条件では除草効果が低下する場合があるので使用はさける。
● 田植前に生育したミズガヤツリは、完全に防除してから使用する。
● 散布田の田面水を他の作物に灌水しない。
● 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意する。
● いぐさ栽培予定水田では使用しない。
● 前処理剤との体系で使用する場合には、雑草の発生状況をよく観察し、時期を失しないように適期に散布する。
● 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
● 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
● 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意する。
● 散布後は水管理に注意する。
● 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。

火災時の措置

漏出時の措置

輸送上の注意

廃棄上の注意

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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