製品情報

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水稲除草剤
兆ジャンボ
農林水産省登録 第23734号
製品分類 水稲除草剤
種類名 ピラクロニル粒剤
有効成分 ピラクロニル:6.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
除草剤分類 14
性状 類白色粒状 水溶性パック入り 1パック 30g
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 5年
包装 (30g×10)×20袋
兆(キザシ)、現る

特長

  • ●ノビエをはじめ幅広い雑草に効きます。
  • ●SU抵抗性雑草にしっかり効果を発揮します。
  • ●有効成分がひとつの初期除草剤です。
  • ●兆は1キロ粒剤・フロアブル・ジャンボの3剤型が揃っており、使用者のニーズに合わせてご使用いただけます。

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
雑草名で絞り込み
作物名 適用雑草名 適用地帯 適用土壌 使用液量
/ 薬量
希釈水量 使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
移植水稲 一年生雑草 小包装(パック)10個(300g)/10a 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし、移植後30日まで 1回
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる
移植水稲 ウリカワ 小包装(パック)10個(300g)/10a 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし、移植後30日まで 1回
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる
移植水稲 ヒルムシロ 小包装(パック)10個(300g)/10a 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし、移植後30日まで 1回
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる
移植水稲 ヘラオモダカ 小包装(パック)10個(300g)/10a 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし、移植後30日まで 1回
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる
移植水稲 ホタルイ 小包装(パック)10個(300g)/10a 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし、移植後30日まで 1回
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる
移植水稲 マツバイ 小包装(パック)10個(300g)/10a 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし、移植後30日まで 1回
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

●主要雑草に対する散布適期幅
 ホタルイ 発生始期まで
 ヘラオモダカ 発生始期まで
 ウリカワ 発生始期まで
 ヒルムシロ 発生期まで
○ 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの 1.5 葉期までに時期を失しないように使用する。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に使用するように注意する。
● 著しい多雨条件では、除草効果が低下する場合があるので使用はさける。
● 散布に当たっては、水の出入りを止め5~6㎝の湛水状態を保つ。本剤散布後、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態を保ち、田面を露出させたり、水を切らせたりしないようにし、散布後7日間は落水、かけ流しはしない。
● 本剤は小包装(パック)のまま、10アール当り 10個の割合で水田に均等に投げ入れる。
● パックに使用しているフィルムは水溶性なので、ぬれた手で作業したり、降雨で破袋することがないようにする。
● 藻や浮き草が多発している水田では、拡散が不十分となり部分的な薬害や効果不足を生じることがあるので使用をさける。
● 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平作業及び植え付けはていねいに行う。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行う。
● 下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさける。
○ 軟弱な苗を移植した水田
○ 極端な浅植えをした水田
○ 極端な深水となった水田
○ 砂質土で漏水の大きな水田(減水深2㎝/日以上)
● 本剤は、その殺草特性から、いぐさ、れんこん、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意する。
● いぐさ栽培予定水田では使用しない。
● 本剤を使用した水田の田面水は、他作物の灌水に用いない。
● 空袋等はほ場などに放置せず、適切に処理する。
● 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提出されている技術資料も参考にして使用する。
特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 濡れた手で触らない。
● 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう注意して使用する。
● 散布後は水管理に注意する。
● 空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 水溶性フィルムは吸湿性があるので、湿気には十分注意し、使い残りは外袋の口を固く閉じて保管する。また、強く加圧されると水溶性フィルムが劣化するおそれがあるので下積みにならないようにする。
● 直射日光をさけ、食品と区別して、子供の手のとどかないなるべく低温で乾燥した場所に保管する。

火災時の措置

漏出時の措置

輸送上の注意

廃棄上の注意

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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