製品情報

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水稲除草剤
クリンチャージャンボ
農林水産省登録 第19794号
製品分類 水稲除草剤
種類名 シハロホップブチル粒剤
有効成分 シハロホップブチル:1.8%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
除草剤分類 1
性状 類白色細粒 水溶性パック入り 1パック 50g
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 3年
包装 1kg(50g×20)×12袋
おおきなノビエに、畦からポイッ

特長

  • ●散布器具も不要で、ドリフトの心配もなく、空き容器の処理の手間もありません。

    女性や高齢者の方でも、より簡便になり使いやすくなりました。

  • ●不整形の圃場や棚田などが多い日本の水稲環境で、その特性をいかんなく発揮。

    請負耕作の増加や高齢化の進展といった栽培環境の変化にも応えます。

  • ●ノビエに対して高い効果を発揮します。

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

適用表*データは2025年7月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
雑草名で絞り込み
作物名 適用雑草名 適用地帯 適用土壌 使用液量
/ 薬量
希釈水量 使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
移植水稲 アゼガヤ 小包装(パック)30個(1.5kg)/10a 移植後25日~ノビエ5葉期 ただし、収穫30日前まで 2回以内
シハロホップブチル剤3回以内
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる
移植水稲 アゼガヤ 小包装(パック)20個(1kg)/10a 移植後7日~ノビエ4葉期 ただし、収穫30日前まで 2回以内
シハロホップブチル剤3回以内
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる
移植水稲 キシュウスズメノヒエ 小包装(パック)30個(1.5kg)/10a 移植後25日~ノビエ5葉期 ただし、収穫30日前まで 2回以内
シハロホップブチル剤3回以内
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる
移植水稲 キシュウスズメノヒエ 小包装(パック)20個(1kg)/10a 移植後7日~ノビエ4葉期 ただし、収穫30日前まで 2回以内
シハロホップブチル剤3回以内
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる
移植水稲 ノビエ 小包装(パック)30個(1.5kg)/10a 移植後25日~ノビエ5葉期 ただし、収穫30日前まで 2回以内
シハロホップブチル剤3回以内
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる
移植水稲 ノビエ 小包装(パック)20個(1kg)/10a 移植後7日~ノビエ4葉期 ただし、収穫30日前まで 2回以内
シハロホップブチル剤3回以内
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる
直播水稲 ノビエ 小包装(パック)20個(1kg)/10a は種後10日~ノビエ3葉期 ただし、収穫30日前まで 2回以内
シハロホップブチル剤3回以内
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる
直播水稲 ノビエ 小包装(パック)30個(1.5kg)/10a は種後25日~ノビエ4葉期 ただし、収穫30日前まで 2回以内
シハロホップブチル剤3回以内
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 小包装(パック)に使用しているフィルムは水溶性のため、ぬれた手や汗ばんだ手で作業したり、降雨等で破袋しないように注意する。
● 本剤は水溶性フィルムで小包装した製剤をそのまま、10アール当り 20個(移植水稲でノビエ4葉期まで、直播水稲でノビエ3葉期まで)又は 30個(移植水稲ではノビエ5葉期まで、直播水稲ではノビエ4葉期まで)の割合で水田に均一に投げ入れる。
● キシュウスズメノヒエ防除は展開葉が水面に接する条件で使用する。
● アゼガヤには、草丈20㎝まで有効なので時期を失しないように散布する。
● 広葉雑草には効果がないので、広葉雑草が混在する圃場ではそれらに有効な剤と組み合わせて使用する。
● 藻類または表層剥離の発生しやすい水田では、有効な剤との組み合わせで使用する。
● 砂質土壌の水田及び漏水田(減水深2㎝/日以上)では使用をさける。
● 散布に当っては水の出入りを止めて湛水のまま田面に均一に散布し、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5㎝程度)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしない。
● 本剤はその殺草特性から、とうもろこし、食用びえ、ソルガムなどのイネ科作物の生育を阻害するおそれがあるので、散布田の水田水をこれら作物に灌水しないようにする。
● 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用する。特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受ける。
● 必要量を購入し、できるだけ残すことなく使い切る。散布後の空袋等は環境に影響を与えないよう適切に処理する。

安全使用上の注意

● 濡れた手で触らない。
● 水溶性フィルムが破裂した場合は以下の点に注意する。
眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗いし、眼科医の手当てを受ける。
● 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう注意して使用する。
● 散布後は水管理に注意する。
● 空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。吸湿性があるので湿気には十分注意し、使い残りは外袋の口を堅く閉じて保管する。
また、強く加圧されると包装材フィルムが劣化するおそれがあるので下積みにならないようにする。

火災時の措置

●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。

漏出時の措置

●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。

輸送上の注意

●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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