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水稲除草剤
クリンチャー1キロ粒剤
農林水産省登録 |
第19193号 |
製品分類 |
水稲除草剤 |
種類名 |
シハロホップブチル粒剤 |
有効成分 |
シハロホップブチル:1.8% |
作⽤機構分類番号
(RACコード)
|
|
性状 |
類白色細粒 |
毒性 |
普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 |
非該当 |
有効年限 |
5年 |
包装 |
1kg×12袋 |
幅広い期間で使用でき、後発生したノビエ防除に適しています
特長
- ●大きなノビエもすばやく枯らす。
- ●ノビエは枯らすがイネには高い安全性。
- ●降雨、減水の影響を受けにくい安定した効果。
技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。
適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。
作物名 |
適用雑草名 |
適用地帯 |
適用土壌 |
使用液量 / 薬量 |
希釈水量 |
使用時期 |
本剤の 使用回数 |
使用方法 |
移植水稲 |
アゼガヤ |
- |
- |
1.5kg/10a |
- |
移植後25日~ノビエ5葉期 但し、収穫30日前まで |
2回以内 シハロホップブチル剤3回以内 |
湛水散布又は無人ヘリコプターによる散布 |
移植水稲 |
アゼガヤ |
- |
- |
1kg/10a |
- |
移植後7日~ノビエ4葉期 但し、収穫30日前まで |
2回以内 シハロホップブチル剤3回以内 |
湛水散布又は無人ヘリコプターによる散布 |
移植水稲 |
キシュウスズメノヒエ |
- |
- |
1.5kg/10a |
- |
移植後25日~ノビエ5葉期 但し、収穫30日前まで |
2回以内 シハロホップブチル剤3回以内 |
湛水散布又は無人ヘリコプターによる散布 |
移植水稲 |
キシュウスズメノヒエ |
- |
- |
1kg/10a |
- |
移植後7日~ノビエ4葉期 但し、収穫30日前まで |
2回以内 シハロホップブチル剤3回以内 |
湛水散布又は無人ヘリコプターによる散布 |
移植水稲 |
ノビエ |
- |
- |
1.5kg/10a |
- |
移植後25日~ノビエ5葉期 但し、収穫30日前まで |
2回以内 シハロホップブチル剤3回以内 |
湛水散布又は無人ヘリコプターによる散布 |
移植水稲 |
ノビエ |
- |
- |
1kg/10a |
- |
移植後7日~ノビエ4葉期 但し、収穫30日前まで |
2回以内 シハロホップブチル剤3回以内 |
湛水散布又は無人ヘリコプターによる散布 |
直播水稲 |
ノビエ |
- |
- |
1kg/10a |
- |
は種後10日~ノビエ3葉期 但し、収穫30日前まで |
2回以内 シハロホップブチル剤3回以内 |
湛水散布又は無人ヘリコプターによる散布 |
直播水稲 |
ノビエ |
- |
- |
1.5kg/10a |
- |
は種後25日~ノビエ4葉期 但し、収穫30日前まで |
2回以内 シハロホップブチル剤3回以内 |
湛水散布又は無人ヘリコプターによる散布 |
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使用上の注意
効果・薬害等の注意
● 本剤はノビエの4葉期(1.5㎏/10a散布では5葉期)まで有効なので時期を失しないように散布する。
● 広葉雑草には効果がないので、広葉雑草が混在する圃場ではそれらに有効な剤と組み合わせて使用する。
● 散布に当っては水の出入りを止めて湛水状態(水深3~5㎝程度)で均一に散布する。特に、ノビエ5葉期散布の場合は水深を5㎝に調整する。散布後、3~4日は湛水状態を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしない。
● 漏水田(減水深2㎝/日以上)では薬害が発生するおそれがあるので、使用しない。
● キシュウスズメノヒエ防除は展開葉が水面に接する条件で使用する。
● アゼガヤには、草丈 20㎝まで有効なので時期を失しないように散布する。
● 藻類または表層はく離の発生しやすい水田では、有効な剤と組み合わせて使用する。
● 本剤はその殺草特性から、とうもろこし、食用びえ、ソルガムなどのイネ科作物の生育を阻害するおそれがあるので、散布田の水田水をこれら作物に灌水しないようにする。
● 本剤を無人ヘリコプターによる散布に使用する場合は次の注意を守る。
○ 散布は散布機種の散布基準に従って実施する。
○ 散布機種に適合した散布装置を使用する。
○ 粒剤散布装置については、事前に薬剤の物理性に合わせてメタリング開度を調整するとともに、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラ(スピンナ)の回転数を低速に調整する。
○ 散布薬剤の飛散によって他の作物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、ほ場の端から5m以上離れた位置からほ場内に散布する。
○水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意する。
● 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用する。特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受ける。
● 使用量に合わせ秤量し、使いきる。散布器具の洗浄水は河川等に流さず、空袋等は環境に影響を与えないよう適切に処理する。
安全使用上の注意
● 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
● 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
● 無人ヘリコプターによる散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意する。
● 散布後は水管理に注意する。
● 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。
火災時の措置
●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。
漏出時の措置
●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。
輸送上の注意
●移送取扱いは、ていねいに行う。
廃棄上の注意
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
廃棄に関する注意
【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
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