製品情報

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水稲除草剤
兆1キロ粒剤
農林水産省登録 第22225号
製品分類 水稲除草剤
種類名 ピラクロニル粒剤
有効成分 ピラクロニル:1.8%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
除草剤分類 14
性状 類白色細粒
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 5年
包装 1kg×12、4kg×4
兆(キザシ)、現る

特長

  • ●ノビエをはじめ幅広い雑草に効きます。
  • ●SU抵抗性雑草にしっかり効果を発揮します。
  • ●有効成分がひとつの初期除草剤です。

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
雑草名で絞り込み
作物名 適用雑草名 適用地帯 適用土壌 使用液量
/ 薬量
希釈水量 使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
移植水稲 アオミドロ・藻類による表層はく離 - - 1kg/10a - 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
移植水稲 アオミドロ・藻類による表層はく離 - - 1kg/10a - 移植時 1回
ピラクロニル剤2回以内
田植同時散布機で施用
移植水稲 一年生雑草 - - 1kg/10a - 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
移植水稲 一年生雑草 - - 1kg/10a - 移植時 1回
ピラクロニル剤2回以内
田植同時散布機で施用
移植水稲 ウリカワ - - 1kg/10a - 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
移植水稲 ウリカワ - - 1kg/10a - 移植時 1回
ピラクロニル剤2回以内
田植同時散布機で施用
移植水稲 オモダカ - - 1kg/10a - 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
移植水稲 オモダカ - - 1kg/10a - 移植時 1回
ピラクロニル剤2回以内
田植同時散布機で施用
移植水稲 クログワイ - - 1kg/10a - 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
移植水稲 クログワイ - - 1kg/10a - 移植時 1回
ピラクロニル剤2回以内
田植同時散布機で施用
移植水稲 コウキヤガラ - - 1kg/10a - 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
移植水稲 コウキヤガラ - - 1kg/10a - 移植時 1回
ピラクロニル剤2回以内
田植同時散布機で施用
移植水稲 ナガエツルノゲイトウ - - 1kg/10a - 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
移植水稲 ナガエツルノゲイトウ - - 1kg/10a - 移植時 1回
ピラクロニル剤2回以内
田植同時散布機で施用
移植水稲 ヒルムシロ - - 1kg/10a - 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
移植水稲 ヒルムシロ - - 1kg/10a - 移植時 1回
ピラクロニル剤2回以内
田植同時散布機で施用
移植水稲 ヘラオモダカ - - 1kg/10a - 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
移植水稲 ヘラオモダカ - - 1kg/10a - 移植時 1回
ピラクロニル剤2回以内
田植同時散布機で施用
移植水稲 ホタルイ - - 1kg/10a - 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
移植水稲 ホタルイ - - 1kg/10a - 移植時 1回
ピラクロニル剤2回以内
田植同時散布機で施用
移植水稲 マツバイ - - 1kg/10a - 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし移植後30日まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
移植水稲 マツバイ - - 1kg/10a - 移植時 1回
ピラクロニル剤2回以内
田植同時散布機で施用
直播水稲 一年生雑草 - - 1kg/10a - は種時 1回
ピラクロニル剤2回以内
は種同時散布機で施用
直播水稲 一年生雑草 - - 1kg/10a - 湛水直播のは種直後~稲出芽前 ただし収穫60日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
落水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 一年生雑草 - - 1kg/10a - 湛水直播の稲出芽始期~ノビエ1.5葉期 ただし収穫60日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 ウリカワ - - 1kg/10a - は種時 1回
ピラクロニル剤2回以内
は種同時散布機で施用
直播水稲 ウリカワ - - 1kg/10a - 湛水直播のは種直後~稲出芽前 ただし収穫60日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
落水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 ウリカワ - - 1kg/10a - 湛水直播の稲出芽始期~ノビエ1.5葉期 ただし収穫60日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 ヒルムシロ - - 1kg/10a - は種時 1回
ピラクロニル剤2回以内
は種同時散布機で施用
直播水稲 ヒルムシロ - - 1kg/10a - 湛水直播のは種直後~稲出芽前 ただし収穫60日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
落水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 ヒルムシロ - - 1kg/10a - 湛水直播の稲出芽始期~ノビエ1.5葉期 ただし収穫60日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 ホタルイ - - 1kg/10a - は種時 1回
ピラクロニル剤2回以内
は種同時散布機で施用
直播水稲 ホタルイ - - 1kg/10a - 湛水直播のは種直後~稲出芽前 ただし収穫60日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
落水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 ホタルイ - - 1kg/10a - 湛水直播の稲出芽始期~ノビエ1.5葉期 ただし収穫60日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 マツバイ - - 1kg/10a - は種時 1回
ピラクロニル剤2回以内
は種同時散布機で施用
直播水稲 マツバイ - - 1kg/10a - 湛水直播のは種直後~稲出芽前 ただし収穫60日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
落水散布又は無人航空機による散布
直播水稲 マツバイ - - 1kg/10a - 湛水直播の稲出芽始期~ノビエ1.5葉期 ただし収穫60日前まで 1回
ピラクロニル剤2回以内
湛水散布又は無人航空機による散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用量に合わせ秤量し、使いきる。
● 主要雑草に対する散布適期幅
  ホタルイ 発生始期まで
  ヘラオモダカ 発生始期まで
  ウリカワ 発生始期まで
  ヒルムシロ 発生期まで
 オモダカ 再生前~再生始期
  クサネム 本葉1葉期まで
  クログワイ 発生前
  コウキヤガラ 発生前
  ナガエツルノゲイトウ 再生始期
  アオミドロ・藻類による表層はく離 発生前
○ 雑草の発生前から発生始期に有効なので、ノビエの 1.5 葉期までに時期を失しないように散布する。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布するように注意する。
○ オモダカ、クサネム、クログワイ、コウキヤガラ、ナガエツルノゲイトウ、藻類による表層はく離は発生期間が長く遅い発生のものまで十分効果を示さない場合があるので、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用する(但し、オモダカは有効な前処理または後処理剤)。
● 軟弱苗を移植した水田、極端な浅植えをした水田、極端な深水となった水田及び砂質土で漏水の大きな水田(減水深が2㎝/日以上)では、薬害を生じるおそれがあるので使用しない。
● 植代後から移植7日前までに使用する場合は、水田の代かき、均平は丁寧に行い、浮遊物のワラくずなどのごみは出来るだけ取り除く。散布後は少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(湛水深3~5㎝)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしない。
● 移植後に使用する場合は、水の出入りを止め湛水状態で均一に散布する。本剤散布後、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態を保ち、田面を露出させたり水を切らしたりしないようにし、また、散布後7日間は落水、かけ流しはしない。
● 直播水稲で使用する場合には次のことに注意する。
○ 稲出芽前に使用する場合はできるだけ落水状態にして散布し、確実に出芽が確認できるまでは入水しない。
○ 稲出芽時に湛水状態になると苗立ち数の低下を生じる場合があるので注意する。
○ 稲出芽始期以降は湛水状態で散布する。
○ 表面は種では薬害を生じるので、土中は種で使用する。
○ 稲の根が露出した条件では薬害を生じるおそれがあるので使用をさける。
○ 後処理剤との組み合わせで使用する。
● 本剤を無人航空機で散布する場合は、次の事項に注意する。
○ 散布は使用機種の使用基準に従って実施する。
○ 専用の粒剤散布装置によって湛水散布する。
○ 事前に薬剤の物理性に合わせて粒剤散布装置のメタリング開度を調整する。
○ 散布薬剤の飛散によって他の植物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラの回転数を調整し、圃場の端から5m離れた位置から圃場内に散布する。
○ 水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないよう十分注意する。
● その殺草特性から、いぐさ、れんこん、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は、十分注意する。
● いぐさ栽培予定水田では使用しない。
● 散布後の田面水を他作物に灌水しない。
● 容器等は圃場などに放置せず、適切に処理する。
● 使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用する。特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにする。
● 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
● 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
● 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意する。
● 散布後は水管理に注意する。
● 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
● 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。

火災時の措置

漏出時の措置

輸送上の注意

廃棄上の注意

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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