製品情報

一覧に戻る
水稲除草剤
バレージ粒剤
農林水産省登録 第21723号
製品分類 水稲除草剤
種類名 ジメタメトリン・プレチラクロール粒剤
有効成分 ジメタメトリン:0.10%
プレチラクロール:2.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
除草剤分類 5,15
性状 類白色細粒
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 4年
包装 3kg×8
アオミドロ・表層はく離発生田での初期除草に

特長

  • ●広範囲の雑草に高い効果を示す初期除草剤。
  • ●藻類および表層はく離の発生を防止。

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
雑草名で絞り込み
作物名 適用雑草名 適用地帯 適用土壌 使用液量
/ 薬量
希釈水量 使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
移植水稲 アオミドロ・藻類による表層はく離 東北・北陸以北 砂壌土~埴土(減水深2cm/日以下) (但し、近畿・中国・四国・九州では砂壌土を除く) 3kg/10a 移植後3~10日(ノビエ1.5葉期まで) 1回
ジメタメトリン剤2回以内 プレチラクロール剤2回以内
湛水散布
移植水稲 アオミドロ・藻類による表層はく離 関東以西の普通期及び早期栽培地帯 砂壌土~埴土(減水深2cm/日以下) (但し、近畿・中国・四国・九州では砂壌土を除く) 3kg/10a 移植後3~7日(ノビエ1.5葉期まで) 1回
ジメタメトリン剤2回以内 プレチラクロール剤2回以内
湛水散布
移植水稲 水田一年生雑草 東北・北陸以北 砂壌土~埴土(減水深2cm/日以下) (但し、近畿・中国・四国・九州では砂壌土を除く) 3kg/10a 移植後3~10日(ノビエ1.5葉期まで) 1回
ジメタメトリン剤2回以内 プレチラクロール剤2回以内
湛水散布
移植水稲 水田一年生雑草 関東以西の普通期及び早期栽培地帯 砂壌土~埴土(減水深2cm/日以下) (但し、近畿・中国・四国・九州では砂壌土を除く) 3kg/10a 移植後3~7日(ノビエ1.5葉期まで) 1回
ジメタメトリン剤2回以内 プレチラクロール剤2回以内
湛水散布
移植水稲 ヘラオモダカ 東北・北陸以北 砂壌土~埴土(減水深2cm/日以下) (但し、近畿・中国・四国・九州では砂壌土を除く) 3kg/10a 移植後3~10日(ノビエ1.5葉期まで) 1回
ジメタメトリン剤2回以内 プレチラクロール剤2回以内
湛水散布
移植水稲 ヘラオモダカ 関東以西の普通期及び早期栽培地帯 砂壌土~埴土(減水深2cm/日以下) (但し、近畿・中国・四国・九州では砂壌土を除く) 3kg/10a 移植後3~7日(ノビエ1.5葉期まで) 1回
ジメタメトリン剤2回以内 プレチラクロール剤2回以内
湛水散布
移植水稲 ホタルイ 東北・北陸以北 砂壌土~埴土(減水深2cm/日以下) (但し、近畿・中国・四国・九州では砂壌土を除く) 3kg/10a 移植後3~10日(ノビエ1.5葉期まで) 1回
ジメタメトリン剤2回以内 プレチラクロール剤2回以内
湛水散布
移植水稲 ホタルイ 関東以西の普通期及び早期栽培地帯 砂壌土~埴土(減水深2cm/日以下) (但し、近畿・中国・四国・九州では砂壌土を除く) 3kg/10a 移植後3~7日(ノビエ1.5葉期まで) 1回
ジメタメトリン剤2回以内 プレチラクロール剤2回以内
湛水散布
移植水稲 マツバイ 東北・北陸以北 砂壌土~埴土(減水深2cm/日以下) (但し、近畿・中国・四国・九州では砂壌土を除く) 3kg/10a 移植後3~10日(ノビエ1.5葉期まで) 1回
ジメタメトリン剤2回以内 プレチラクロール剤2回以内
湛水散布
移植水稲 マツバイ 関東以西の普通期及び早期栽培地帯 砂壌土~埴土(減水深2cm/日以下) (但し、近畿・中国・四国・九州では砂壌土を除く) 3kg/10a 移植後3~7日(ノビエ1.5葉期まで) 1回
ジメタメトリン剤2回以内 プレチラクロール剤2回以内
湛水散布
移植水稲 ミズガヤツリ 東北・北陸以北 砂壌土~埴土(減水深2cm/日以下) (但し、近畿・中国・四国・九州では砂壌土を除く) 3kg/10a 移植後3~10日(ノビエ1.5葉期まで) 1回
ジメタメトリン剤2回以内 プレチラクロール剤2回以内
湛水散布
移植水稲 ミズガヤツリ 関東以西の普通期及び早期栽培地帯 砂壌土~埴土(減水深2cm/日以下) (但し、近畿・中国・四国・九州では砂壌土を除く) 3kg/10a 移植後3~7日(ノビエ1.5葉期まで) 1回
ジメタメトリン剤2回以内 プレチラクロール剤2回以内
湛水散布
適用表をさらに表示

使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用量に合わせ秤量し、使いきる。
● 本剤は雑草の発生前から発生始期に有効なので、ノビエの1.5葉期までに、時期を失しないように散布する。なお、雑草、特に多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布するように注意する。ホタルイ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカに対しては発生前から発生始期まで、アオミドロ、表層はく離は発生前が本剤の散布の適期である。
● コナギ多発田での使用は効果が劣ることがあるのでさける。
● 苗の植付けが均一となるように代かきはていねいに行う。未熟有機物を施用した場合は、特に代かきはていねいに行う。
● 散布に当っては、水の出入を止めて、湛水のまま均一に散布し、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm程度)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしない。
● 下記のような条件下では、初期生育の抑制が生じるおそれがあるので、使用をさける。特に下記の条件と散布時または散布数日以内の梅雨明けなどによる異常高温が重なると初期生育の抑制が顕著になるので注意する。
○ 砂質土壌の水田及び漏水の大きな水田(減水深が2cm/日以上)。
○ 軟弱な苗を移植した水田。
○ 極端な浅植えの水田。
● 活着遅延を生じるような異常低温が予測されるときは初期生育の抑制などが生じるおそれがあるので、このような条件下での使用に際しては、県の防除指針に基づき、関係機関の指導を受けることが望ましい。
● 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換する。
● 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
● かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
● 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しない。
● 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
● 散布後は水管理に注意する。
● 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。

火災時の措置

●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。

漏出時の措置

●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。

輸送上の注意

●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

一覧に戻る