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植物成長調整剤
住友ジベレリンペースト
農林水産省登録 |
第24248号 |
製品分類 |
植物成長調整剤 |
種類名 |
ジベレリン塗布剤 |
有効成分 |
ジベレリン:2.7% |
作⽤機構分類番号
(RACコード)
|
|
性状 |
淡黄色ペースト |
毒性 |
普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 |
非該当 |
有効年限 |
5年 |
包装 |
(50g×1本)×10(50g×1本)×10×10 |
日本なしの「熟期促進」「果実肥大促進」「新梢伸長促進」などに
技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。
適用表*データは2024年11月27日現在の内容です。
作物名 |
使用目的 |
使用濃度 /希釈倍数 (倍)★ |
使用液量 / 使用量 |
使用時期 |
本剤の 使用回数 |
使用方法 |
★値にppmが付いている場合は「使用濃度」、付いていない場合は「希釈倍数(倍)」です。
温州みかん(苗木) |
新梢伸長促進 |
― |
100mg/1枝 |
発芽期~展葉期 |
1回
|
頂芽基部塗布 |
すもも(苗木) |
新梢伸長促進 |
― |
100mg/1枝 |
萌芽期~新梢伸長期 |
2回以内
|
頂芽基部塗布または新梢基部塗布 |
日本なし |
果実肥大促進 |
― |
20~30mg/1果 |
満開30~40日後 |
1回 ジベレリン剤2回以内(果梗部塗布は1回以内新梢基部塗布は1回以内) |
果梗部塗布 |
日本なし |
新梢伸長促進 |
― |
100mg/1枝 |
満開予定日10日前~満開40日後 |
1回 ジベレリン剤2回以内(果梗部塗布は1回以内新梢基部塗布は1回以内) |
新梢基部塗布 |
日本なし |
熟期促進 |
― |
20~30mg/1果 |
満開30~40日後 |
1回 ジベレリン剤2回以内(果梗部塗布は1回以内新梢基部塗布は1回以内) |
果梗部塗布 |
日本なし(苗木) |
新梢伸長促進 |
― |
100mg/1枝 |
萌芽期~新梢伸長期 |
3回以内
|
頂芽基部塗布または新梢基部塗布 |
パパイヤ |
果実肥大促進 |
― |
25mg/1花 |
開花期 |
1花当り1回 ジベレリン剤1花当り1回 |
花梗部塗布 |
ひのき(採種樹) |
花芽分化促進 |
― |
100mg/1枝 |
6月~8月頃の
花芽分化期 |
1回
|
枝を剥皮し注入 |
ひば(採種樹) |
花芽分化促進 |
― |
100mg/1枝 |
6月~8月頃の
花芽分化期 |
1回
|
枝を剥皮し注入 |
ぶんたん |
果実肥大促進 |
― |
5~10mg/1果 |
満開50~90日後 |
1回
|
果梗部及び結果枝に塗布 |
もも(苗木) |
新梢伸長促進 |
― |
100mg/1枝 |
萌芽期~新梢伸長期 |
2回以内
|
頂芽基部塗布または新梢基部塗布 |
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使用上の注意
効果・薬害等の注意
● 日本なし
<熟期促進、果実肥大促進>
○ 果梗部に余分の薬剤を塗布すると、これが高温などによって下部にたれ果面を汚したり薬害の原因となるので、所定量以上に多く付けすぎないように注意する。
○ 塗布する際、薬剤が果面に付着すると薬害の原因となるので、果面に付着しないように注意して塗布する。
○ 二十世紀においてゆず肌の発生が多い樹には使用しない。
○ 処理によって熟期が早まるので促進された熟期に応じた収穫の適期に収穫するようにする。とくに促進された期間よりも早く収穫することのないように注意する。
<新梢伸長促進>
全花除去した新梢基部に塗布する。
● ぶんたん
○ 果梗部に余分の薬剤を塗布すると、これが高温などによって下部にたれ果面を汚したり薬害の原因となるので、所定量以上に多く付けすぎないように注意する。
○ 塗布する際、薬剤が果面に付着すると薬害の原因となるので、果面に付着しないように注意し、結果枝を含めた果梗部周辺に対して塗布する。
● 日本なし(苗木)、もも(苗木)、温州みかん(苗木)、すもも(苗木)
○ 塗布する際、薬剤が葉や芽に付着すると薬害(やけ症状)の原因となるので、葉や芽に付着しないように注意して塗布する。
○ 品種によって効果に差がある場合があるので、初めての品種に本剤を使用する場合は、病害虫防除所など、関係機関の指導を受けることが望ましい。
● ひのき及びひばの採種樹
○ 対象の枝の繊維に沿って辺材に達するまで切り込みを入れ、樹皮を持ち上げて形成層と木質部の間に所定量の薬剤を注入した後、樹皮でふたをして薬剤が流出しないようビニールテープ等で固定する。
○ 使用に当っては林業関係技術者の指導を受ける。
● 栽培管理、肥培管理などが不十分な園や異常天候時(異常高温、異常低温など)の使用は十分な効果が得られないことがあるので、そのような場合には使用をさける。
● 本剤は植物ホルモン剤であり、微量で植物に影響を与えるので適用作物、使用時期、使用量、使用方法などを誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合は病害虫防除所など関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意
● 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓をして保管する。
● 使い残しの薬剤は、アタッチメントをはずして、直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓をして保管する。
火災時の措置
漏出時の措置
輸送上の注意
廃棄上の注意
廃棄に関する注意
【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
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