製品情報

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植物成長調整剤
ジャスモメート液剤
農林水産省登録 第21051号
製品分類 植物成長調整剤
種類名 プロヒドロジャスモン液剤
有効成分 プロヒドロジャスモン:5.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
性状 淡黄色澄明液体
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 第4類第2石油類 III
有効年限 5年
包装 500mL×20本

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

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★値にppmが付いている場合は「使用濃度」、付いていない場合は「希釈倍数(倍)」です。

作物名 使用目的 使用濃度
/希釈倍数
(倍)★
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
温州みかん 浮皮軽減 1000~2000倍 100~400L/10a 収穫予定日の3ケ月前 但し、収穫45日前まで 1回
プロヒドロジャスモン剤3回以内
果実散布(ジベレリン1~5ppm液に加用)
温州みかん 花芽抑制による樹勢の維持 1000~2000倍 50~250L/10a 収穫直後~収穫約1ケ月後 1回
プロヒドロジャスモン剤3回以内
立木全面散布又は枝別散布(ジベレリン10ppm液に加用)
温州みかん 落果防止 1000~2000倍 50~100L/10a 開花始め~満開10日後 1回
プロヒドロジャスモン剤3回以内
散布(ジベレリン10ppm液に加用)
温州みかん(苗木) 花芽抑制による樹勢の維持 1000~2000倍 50~250L/10a 11~1月 1回
プロヒドロジャスモン剤3回以内
立木全面散布又は枝別散布(ジベレリン10ppm液に加用)
かんきつ(温州みかん、清見、日向夏、ワシントンネーブルを除く) 花芽抑制による樹勢の維持 2000倍 50~250L/10a 収穫直後~収穫約1ケ月後 1回
立木全面散布又は枝別散布(ジベレリン10ppm液に加用)
かんきつ(温州みかん、清見、日向夏、ワシントンネーブルを除く) 落果防止 2000倍 50~100L/10a 開花始め~満開10日後 1回
散布(ジベレリン10ppm液に加用)
清見 花芽抑制による樹勢の維持 2000倍 50~250L/10a 収穫直後~収穫約1ケ月後 1回
立木全面散布又は枝別散布(ジベレリン10ppm液に加用)
清見 落果防止 1000~2000倍 50~100L/10a 開花始め~満開10日後 1回
散布(ジベレリン10ppm液に加用)
日向夏 花芽抑制による樹勢の維持 2000倍 50~250L/10a 収穫直後~収穫約1ケ月後 1回
立木全面散布又は枝別散布(ジベレリン10ppm液に加用)
ぶどう(巨峰) 着色促進 500倍 200~700L/10a 満開後35~40日 但し、収穫30日前まで 1回
果房散布
りんご 着色促進 500倍 200~700L/10a 収穫開始予定日の30~25日前 但し、収穫14日前まで 1回
立木全面散布
ワシントンネーブル 花芽抑制による樹勢の維持 2000倍 50~250L/10a 収穫直後~収穫約1ケ月後 1回
立木全面散布又は枝別散布(ジベレリン10ppm液に加用)
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の
使用回数
使用方法 プロヒドロ
ジャスモンを
含む農薬の
総使用回数
トマト
ミニトマト
アザミウマ類 500倍 100~300L
/10a
収穫前日まで 5回以内 散布 5回以内
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 調製した希釈液は、長時間放置せずに使い切る。
● 希釈液を調製した容器及び使用器具は使用後十分に洗っておく。
● 容器等は圃場等に放置せず、適正な方法で処理をする。
● ぶどうの着色促進の目的で使用するときの注意
○ 果粉の溶脱を生じるおそれがあるので、薬液が着きすぎないように、散布後、棚の針金または枝を軽く振って余分の薬液を落とす。
● りんごの着色促進の目的で使用するときの注意
○ 着色不良となりやすい地域で使用する。
○ 効果の確認されている品種は、紅玉、シナノスイート、ジョナゴールド、つがる、ふじ、である。
○ 上記品種以外の品種に対して本剤を初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるか、自ら事前に薬効及び薬害を確認した上で使用する。
● かんきつの花芽抑制による樹勢の維持目的で、ジベレリンと混用して使用するときの注意
○ 衰弱した樹勢のものに使用しても期待した効果が得られない場合があるので、衰弱した樹には使用しない。
○ 低温が続いた年(極端な低温の年)または花芽の減少が予測される裏年の場合は、遅い時期の低濃度処理を心がける。
○ 使用時に、必ずジベレリン10ppm液に加用する。
○ 散布の際は薬液が葉先からしずくとなり落下する程度に散布する。
○ ジベレリン剤の使用上の注意事項を厳守する。
● かんきつの落果防止目的で、ジベレリンと混用して使用するときの注意
○ 本剤処理により生理落果が軽減され着果が安定するが、品種等により本剤に対する感受性が異なるので、初めての品種等に使用する場合は最寄りの指導機関の指導を仰ぐか自ら事前に薬効薬害を確認した上で使用する。
○ 果面の粗滑や果皮の厚さ等果実品質への影響が懸念される場合があるので、使用時期、濃度は守る。
○ ジベレリン剤の使用上の注意事項を厳守する。
● 温州みかんの浮皮軽減目的で、ジベレリンと混用して使用するときの注意
○ 着色が遅延することがあるため、貯蔵用の温州みかんで使用する。
○ 使用時に、必ずジベレリン1~5ppm液に加用する。
○ 果実表面に充分付着するようにていねいに散布する。
○ 登録範囲内の高濃度の処理により薬斑が残ることがあるため、貯蔵用・樹上完熟用の果実で使用する。
○ ジベレリン剤の使用上の注意事項を厳守する。
● トマト・ミニトマトのアザミウマ類防除の目的で使用するときの注意
○ 本剤は、アザミウマ類に対する忌避作用により防除効果を示す。アザミウマ類に対する直接的な殺虫作用がないので、本剤を発生初期より散布することが望ましい。
○ 十分な効果を得るため、複数回散布することが望ましい。
● 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

●本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。
 眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受ける。
●散布の際は農薬用マスクなどを着用する。作業後はうがいをするとともに洗眼する。
●火気をさけ、直射日光があたらない低温な場所に密栓して保管する。

火災時の措置

漏出時の措置

輸送上の注意

廃棄上の注意

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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