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殺虫殺菌剤
ブラシンキラップフロアブル
農林水産省登録 |
第22927号 |
製品分類 |
殺虫殺菌剤 |
種類名 |
エチプロール ・ フェリムゾン ・フサライド水和剤 |
有効成分 |
エチプロール:5.0%
フェリムゾン:15.0%
フサライド:15.0% |
作⽤機構分類番号
(RACコード)
|
|
性状 |
類白色水和性粘稠懸濁液体 |
毒性 |
普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 |
非該当 |
有効年限 |
4年 |
包装 |
500mL×20本、5L×4本 |
カメムシ類、いもち病に卓効
無人ヘリコプター散布、少量散布が可能
特長
- ●斑点米カメムシに高い防除効果を示す殺虫剤「キラップ」と米の品質と収量を低下させるいもち病に作用する「ブラシン」を混合した殺虫・殺菌剤です。
技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。
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適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。
作物名 |
適用 病害虫名 |
希釈倍数 (倍) |
使用液量 / 使用量 |
使用時期 |
本剤の 使用回数 |
使用方法 |
備考 |
稲 |
いもち病 |
300 |
25L/10a |
収穫14日前まで |
2回以内 エチプロール剤2回以内(は種時(直播)又は移植時までの処理は1回以内) フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内 |
散布 |
所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用 |
稲 |
いもち病 |
1000 |
60~150L/10a |
収穫14日前まで |
2回以内 エチプロール剤2回以内(は種時(直播)又は移植時までの処理は1回以内) フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内 |
散布 |
|
稲 |
いもち病 |
8 |
800mL/10a |
収穫14日前まで |
2回以内 エチプロール剤2回以内(は種時(直播)又は移植時までの処理は1回以内) フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内 |
無人ヘリ散布 |
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稲 |
ウンカ類 |
1000 |
60~150L/10a |
収穫14日前まで |
2回以内 エチプロール剤2回以内(は種時(直播)又は移植時までの処理は1回以内) フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内 |
散布 |
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稲 |
ウンカ類 |
8 |
800mL/10a |
収穫14日前まで |
2回以内 エチプロール剤2回以内(は種時(直播)又は移植時までの処理は1回以内) フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内 |
無人ヘリ散布 |
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稲 |
カメムシ類 |
300 |
25L/10a |
収穫14日前まで |
2回以内 エチプロール剤2回以内(は種時(直播)又は移植時までの処理は1回以内) フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内 |
散布 |
所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用 |
稲 |
カメムシ類 |
1000 |
60~150L/10a |
収穫14日前まで |
2回以内 エチプロール剤2回以内(は種時(直播)又は移植時までの処理は1回以内) フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内 |
散布 |
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稲 |
カメムシ類 |
8 |
800mL/10a |
収穫14日前まで |
2回以内 エチプロール剤2回以内(は種時(直播)又は移植時までの処理は1回以内) フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内 |
無人ヘリ散布 |
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使用上の注意
効果・薬害等の注意
● 使用量に合わせ薬液を調整し、使いきる。
● 長期間貯蔵しておくと分離するので、使用の際は容器をよく振って均一な状態に戻してから所定量を取り出す。なお、希釈する場合は、所定量の水に加えてから十分攪拌する。
● 散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけすみやかに散布する。
● 本剤を無人ヘリコプターによる散布に使用する場合は、次の注意事項を守る。
○ 散布は各散布機種の散布基準に従って実施する。
○ 散布機種に適合した散布装置を使用する。
○ 作業中、薬液が漏れないように機体の散布配管その他装置の十分な点検を行う。
○ 散布薬液の飛散によって他の動植物及び自動車やカラートタンの塗装、大理石や御影石等に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、また散布区域・周辺の諸物件に十分注意する。
○ 水源池、飲料用水等に本剤が飛散流入しないように十分注意する。
○ 散布終了後は、次の事項を守る。
・ 使用後の空の容器は放置せず、適切に処理する。
・ 使用残りの薬剤はしっかりと密栓し、必ず安全な場所に責任者を決めて保管する。
・ 機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は適切に処理する。
● 本剤を希釈倍数 300 倍で散布する場合は、所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用する。
● たばこ、けいとう及び幼植物のだいず、あずき、いんげんまめには薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布する。
● 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないよう注意し、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意
● 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにする。桑にかかった場合には 25日以上経過してから給桑する。
● ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意する。
○ ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにする。無人ヘリコプターによる散布でそれらに飛散するおそれがある場合には使用しない。
○ 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努める。
● 誤飲などのないよう注意する。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせる。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受ける。
● 本剤は目に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
● 本剤は皮ふに対して刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意する。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。
● 薬液調製時及び散布の際は防護マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換する。
● 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
● 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管する。
火災時の措置
●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。
漏出時の措置
●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。
輸送上の注意
●移送取扱いは、ていねいに行う。
廃棄上の注意
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
廃棄に関する注意
【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
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