製品情報

一覧に戻る
殺虫殺菌剤
ビームダントツH粉剤DL
農林水産省登録 第21624号
製品分類 殺虫殺菌剤
種類名 クロチアニジン・トリシクラゾール粉剤
有効成分 クロチアニジン:0.50%
トリシクラゾール:1.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺虫剤分類 4A
 
殺菌剤分類 16.1
性状 類白色粉末 45μm以下 浮遊性指数 20以下
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 5年
包装 3kg×8
カメムシ類に的確な効き目、いもち病に優れた効果

特長

  • ●クロチアニジン高含量製剤により水稲主要害虫に蜃れた効果。
    • ・散布回数の低減や、各種害虫に対してより高いレベルの防除効果が期待できます。

  • ●主要なカメムシ類に対して優れた効果。
    • ・斑点米の原因となるアカヒゲホソミドリカスミカメ、トゲシラホシカメムシ、クモヘリカメムシなどに優れた効果と残効性を発揮します。

  • ●いもち病に優れた効果。
    • ・いもち病に対する予防効果に優れ、また残効性、耐雨性にも優れています。

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

適用表*データは2025年6月11日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
イネツトムシ 3~4kg/10a 収穫7日前まで 2回以内
クロチアニジン剤4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) トリシクラゾール剤4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内)
散布
いもち病 3~4kg/10a 収穫7日前まで 2回以内
クロチアニジン剤4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) トリシクラゾール剤4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内)
散布
ウンカ類 3~4kg/10a 収穫7日前まで 2回以内
クロチアニジン剤4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) トリシクラゾール剤4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内)
散布
カメムシ類 3~4kg/10a 収穫7日前まで 2回以内
クロチアニジン剤4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) トリシクラゾール剤4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内)
散布
ツマグロヨコバイ 3~4kg/10a 収穫7日前まで 2回以内
クロチアニジン剤4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) トリシクラゾール剤4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内)
散布
ニカメイチュウ 3~4kg/10a 収穫7日前まで 2回以内
クロチアニジン剤4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) トリシクラゾール剤4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内)
散布
フタオビコヤガ 3~4kg/10a 収穫7日前まで 2回以内
クロチアニジン剤4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) トリシクラゾール剤4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内)
散布
適用表をさらに表示

使用上の注意

効果・薬害等の注意

● いもち病発生に際して予防的に散布した方がより効果的である。
● 葉いもちに対しては発生が予想される場合、又は初発生をみたら直ちに散布する。
● 穂いもちに対しては穂ばらみ後期の頃に散布する。尚、多発生が予想される場合にはさらに出穂後に散布をすることが望ましい。
● 野菜類の幼苗及びなし(二十世紀、幸水、新水等)には薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布する。
● 本剤はできるだけ飛散を少なくするように製剤されており、一般の粉剤に比べ、見かけ比重がやや大きく、流動性が良いので、散布の際は散粉機の開度を一目盛程度しぼって散布する。
● 使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 蚕に対して影響があるので、桑に付着するおそれがある地域では使用しない。
● ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意する。
○ ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにする。
○ 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努める。
● マルハナバチに影響を及ぼすおそれがあるので注意する。
● 眼に入らないよう注意する。
眼に入った場合には直ちに水洗する。(弱い刺激性)
● 散布の際は農薬用マスクなどを着用する。
作業後はうがいをする。
● 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
● 散布後は水管理に注意する。
● 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。

火災時の措置

漏出時の措置

輸送上の注意

廃棄上の注意

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

一覧に戻る