製品情報

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殺虫殺菌剤
プリンスリンバー箱粒剤
農林水産省登録 第20281号
製品分類 殺虫殺菌剤
種類名 フィプロニル・フラメトピル粒剤
有効成分 フィプロニル:1.0%
フラメトピル:4.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺虫剤分類 2B
 
殺菌剤分類 7
性状 類白色細粒
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 5年
包装 1kg×12袋
紋枯・主要害虫は箱で断つ

特長

  • ●水稲二大病害の一つである紋枯病と水稲主要害虫である、イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、ウンカ類、ニカメイチュウ、コブノメイガに高い防除効果を示します。
  • ●プリンスもリンバーも育苗箱処理で長期間効果が持続しますので、省力的な防除が可能です。
  • ●育苗箱処理という処理方法のため、周辺環境への負荷が少ない環境にやさしい薬剤です。

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

適用表*データは2024年10月2日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
稲(箱育苗) イネドロオイムシ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50g 移植3日前~当日 1回
フィプロニル剤1回 フラメトピル剤2回以内(移植時までの処理は1回以内)
育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗) イネドロオイムシ 高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~100g) 移植3日前~当日 1回
フィプロニル剤1回 フラメトピル剤2回以内(移植時までの処理は1回以内)
育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗) イネミズゾウムシ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50g 移植3日前~当日 1回
フィプロニル剤1回 フラメトピル剤2回以内(移植時までの処理は1回以内)
育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗) イネミズゾウムシ 高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~100g) 移植3日前~当日 1回
フィプロニル剤1回 フラメトピル剤2回以内(移植時までの処理は1回以内)
育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗) ウンカ類 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50g 移植3日前~当日 1回
フィプロニル剤1回 フラメトピル剤2回以内(移植時までの処理は1回以内)
育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗) ウンカ類 高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~100g) 移植3日前~当日 1回
フィプロニル剤1回 フラメトピル剤2回以内(移植時までの処理は1回以内)
育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗) コブノメイガ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50g 移植3日前~当日 1回
フィプロニル剤1回 フラメトピル剤2回以内(移植時までの処理は1回以内)
育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗) コブノメイガ 高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~100g) 移植3日前~当日 1回
フィプロニル剤1回 フラメトピル剤2回以内(移植時までの処理は1回以内)
育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗) ニカメイチュウ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50g 移植3日前~当日 1回
フィプロニル剤1回 フラメトピル剤2回以内(移植時までの処理は1回以内)
育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗) ニカメイチュウ 高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~100g) 移植3日前~当日 1回
フィプロニル剤1回 フラメトピル剤2回以内(移植時までの処理は1回以内)
育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗) 紋枯病 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50g 移植3日前~当日 1回
フィプロニル剤1回 フラメトピル剤2回以内(移植時までの処理は1回以内)
育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗) 紋枯病 高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~100g) 移植3日前~当日 1回
フィプロニル剤1回 フラメトピル剤2回以内(移植時までの処理は1回以内)
育苗箱の上から均一に散布する。
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用量に合わせ秤量し、使いきる。
● 育苗箱の上から均一に散布し、葉に付着した薬剤を払い落とし、軽く散水して田植機にかけて移植する。
● 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当りに乾籾として200から300g程度を高密度には種する場合は、10a当りの育苗箱数に応じて、本剤の使用量が1kg/10aまでとなるよう、育苗箱1箱当りの薬量を50から100gまでの範囲で調整する。
● 軟弱徒長苗、むれ苗、移植適期を過ぎた苗などには薬害を生じるおそれがあるので注意する。
● 本田の整地が不均整な場合は薬害を生じやすいので、代かきはていねいに行い、移植後田面が露出したりしないように注意する。
● 薬剤が育苗箱からこぼれ落ちないように処理する。また、土壌全面に不透水性無孔シートを敷くなど、薬剤処理後の灌水による土壌への浸透をさける。
● 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● フィプロニルによる中毒に対しては、動物実験でフェノバルビタール製剤の投与が有効であると報告されている。
● 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
● かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
● 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、本剤を使用した苗は養魚田に移植しない。
● 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意する。
● 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。

火災時の措置

●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。

漏出時の措置

●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。

輸送上の注意

●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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