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スミレックスくん煙顆粒
殺菌剤
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![]() 効果・薬害等の注意
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● 紙筒及びブリキ缶入り製剤を使用する場合は次のことに注意する。 ○ 温室、ビニールハウス等防除しようとする室の戸や窓を閉め、室内の可燃物を取除き、室の容積によって使用量を決め、必要に応じて数箇所に配置し、煙がまんべんなく室内に行きわたるようにする。 ○ くん煙する場合は、植物体、可燃物から離れた安全な場所にくん煙剤を設置し、ビニー ル の近くでは発煙させないように注意する。 ○ 点火の際、発炎した場合は、直ちに吹消して白煙を出させる。 ● はり合わせアルミはく袋入り製剤を使用する場合は次のことに注意する。 ○ 温室、ビニールハウス等防除しようとする室の戸や窓を閉め、室内の可燃物を取除き、室の容積によって使用量を決め、必要に応じて数箇所(通常1箇所当り 25〜50g)に分けて配置し、煙がまんべんなく室内に行きわたるようにする。 ○ くん煙する場合は、土間や不燃性のものの上に磁製容器を置き、その上に本剤をのせてくん煙する。吊り下げて使用する場合は、その周辺および下に可燃物を置かないようにくん煙する。なお、いずれの使用方法においても、植物体、可燃物から離れた安全な場所にくん煙容器を設置し、ビニールの近くでは発煙させないように注意する。 ○ 点火の際、点火紙や顆粒が燃える場合は、直ちに消して白煙を出させる。 ● 通常は夕方他の農作業終了後にくん煙を行い、くん煙開始後、少なくとも8時間は開放しない。 ● 室外で強い風が吹いている時は煙が片寄ってしまい、均一な効果が出にくいので使用しない。 ● 定植直後又は幼苗、軟弱苗等には、薬害を生じるおそれがあるので使用はさける。 ● 高温時のくん煙は薬害を生じる場合があるので、なるべく夕方温度が下がってからくん煙する。 ● トマトは薬害を生じやすいので、下記の注意事項を厳守する。 ○ 次の条件の場合は使用しない。 ・ 生育が一時停止するような低温にさらされることがある栽培をしている場合。 ・ 軟弱徒長気味な栽培となっている場合。 ・ 微量要素欠乏又はその疑いのある場合。 ・ 高温多湿条件の場合。 ○ 使用する場合は次の注意を守る。 ・ 所定の薬量を厳守し、薬量過剰にならないようにする。 ・ 繰り返しくん煙する場合は、使用間隔を十分(14日以上)あける。 ● 直接飲食に供するもの、魚類水槽、小鳥類などはくん煙室内に置かない。 ● 薬剤耐性菌の出現を防ぐため、本剤の過度の連用はさけ、なるべく作用性の異なる薬剤と組合せて輪番で使用する。 |
![]() 安全使用上の注意
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● 燃焼性があるので火気に近づけない。 ● 点火等の作業の際は農薬用マスクなどを着用する。また、煙を吸い込んだりしないよう注意し、作業後はうがいをする。 ● くん煙中はハウス内へ入らない。また、くん煙終了後はハウスを開放し、十分換気した後に入室する。 ● 火気や直射日光をさけ、子供の手のとどかないなるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。 |