製品情報

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殺菌剤
スミブレンド水和剤
農林水産省登録 第17693号
製品分類 殺菌剤
種類名 ジエトフェンカルブ・プロシミドン水和剤
有効成分 ジエトフェンカルブ:12.5%
プロシミドン:37.5%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺菌剤分類 10,2
性状 類白色水和性粉末 45μm以下
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 5年
包装 100g×100袋、500g×20袋
シャープな切れ味
耐性菌にも有効

特長

  • ●ジカルボキシイミド系のプロシミドンとカーバメート系のジエトフェンカルブの混合剤です。
  • ●キュウリ褐斑病に優れた効果。
  • ●灰色かび病、菌核病、スイカつる枯病にも効果的。
  • ●各種耐性菌にも有効。

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

適用表*データは2024年8月28日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
いんげんまめ 菌核病 1500 150~300L/10a 収穫21日前まで 2回以内
ジエトフェンカルブ剤4回以内 プロシミドン剤2回以内
散布
いんげんまめ 灰色かび病 1500 150~300L/10a 収穫21日前まで 2回以内
ジエトフェンカルブ剤4回以内 プロシミドン剤2回以内
散布
キウイフルーツ 貯蔵病害(灰色かび病) 2000 200~700L/10a 収穫前日まで 4回以内
ジエトフェンカルブ剤4回以内 プロシミドン剤4回以内
散布
きゅうり 褐斑病 1500~2000 150~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
ジエトフェンカルブ剤5回以内 プロシミドン剤6回以内(常温煙霧2回以内)
散布
きゅうり 菌核病 1500 150~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
ジエトフェンカルブ剤5回以内 プロシミドン剤6回以内(常温煙霧2回以内)
散布
きゅうり 灰色かび病 1500~2000 150~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
ジエトフェンカルブ剤5回以内 プロシミドン剤6回以内(常温煙霧2回以内)
散布
すいか 菌核病 2000 150~300L/10a 収穫21日前まで 5回以内
ジエトフェンカルブ剤5回以内 プロシミドン剤5回以内
散布
すいか つる枯病 1500~2000 150~300L/10a 収穫21日前まで 5回以内
ジエトフェンカルブ剤5回以内 プロシミドン剤5回以内
散布
たまねぎ 灰色かび病 1000~2000 150~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
ジエトフェンカルブ剤5回以内 プロシミドン剤5回以内
散布
つるむらさき 菌核病 2000 150~300L/10a 収穫21日前まで 2回以内
ジエトフェンカルブ剤2回以内 プロシミドン剤2回以内
散布
トマト 灰色かび病 2000 150~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ剤6回以内 プロシミドン剤3回以内
散布
なす 菌核病 1500 150~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
ジエトフェンカルブ剤5回以内 プロシミドン剤6回以内
散布
なす 灰色かび病 1500~2000 150~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
ジエトフェンカルブ剤5回以内 プロシミドン剤6回以内
散布
にがうり 斑点病 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 2回以内
ジエトフェンカルブ剤2回以内 プロシミドン剤2回以内
散布
ふき 灰色かび病 1500 150~400L/10a 収穫14日前まで 2回以内
ジエトフェンカルブ剤2回以内 プロシミドン剤2回以内
散布
みかん 灰色かび病 2000 200~700L/10a 開花期 但し収穫30日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ剤5回以内 プロシミドン剤3回以内
散布
みつば 灰色かび病 2000 収穫21日前まで 1回
ジエトフェンカルブ剤1回 プロシミドン剤1回
散布
レタス 菌核病 1000~2000 150~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
ジエトフェンカルブ剤5回以内 プロシミドン剤5回以内
散布
レタス 灰色かび病 1000~2000 150~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
ジエトフェンカルブ剤5回以内 プロシミドン剤5回以内
散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
● 石灰硫黄合剤、ボルドー液との混用はさける。
● 定植直後又は幼苗、軟弱苗等には薬害を生じるおそれがあるので使用はさける。
● 高温時の散布は薬害を生じる場合があるので注意する。
● トマトは薬害を生じやすいので、下記の注意事項を厳守する。
○ 次の条件の場合は使用しない。
・ 生育が一時停止するような低温にさらされることがある栽培をしている場合
・ 軟弱徒長気味な栽培となっている場合
・ 微量要素欠乏又はその疑いのある場合
・ 高温多湿条件の場合
○ 使用する場合は次の注意を守る。
・ 有機リン剤との混用はさける。
・ 所定の薬量を厳守し、薬量過剰にならないようにする。
・ くり返し使用する場合は散布間隔を十分(14日以上)あける。
● あぶらな科作物(特に白菜、だいこん、ストック)には薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布する。
● 薬剤耐性菌の出現を防ぐため本剤の過度の連用はさけ、作用性の異なる薬剤と組み合わせて輪番で使用する。
● 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節する。
● 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
● 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。

安全使用上の注意

● 誤飲、誤食などのないよう注意する。
● 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。
眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。使用後は洗眼する。
● 粉末は皮ふに対して刺激性があるので散布液調製時には手袋を着用して薬剤が皮ふに付着しないよう注意する。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。

火災時の措置

●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。

漏出時の措置

●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。

輸送上の注意

●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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