製品情報

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殺菌剤
フセキフロアブル
農林水産省登録 第24777号
製品分類 殺菌剤
種類名 ピリダクロメチル水和剤 
有効成分 ピリダクロメチル:35.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺菌剤分類 53
性状 類白色水和性粘稠懸濁液体
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 5年
包装 250mL×20
ダイズ紫斑病防除への布石(フセキ)を打つ

特長

  • ●新規殺菌成分ピリダクロメチルを含有する殺菌剤です。
  • ●ダイズ紫斑病に優れた効果を示します。
  • ●新規作用性を有し、既存薬剤の耐性菌*にも高い効果を発揮します。
  •  * ベンズイミダゾール剤、QoI剤耐性菌で確認。

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

適用表*データは2024年10月2日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
小麦 紅色雪腐病 2000 60~150L/10a 根雪前 2回以内
ピリダクロメチル:3回以内(種子処理は1回、根雪前は2回)
散布
だいず 紫斑病 24~32 0.8L/10a 収穫前日まで 3回以内
ピリダクロメチル:3回以内
無人航空機による散布
だいず 紫斑病 3000~4000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ピリダクロメチル:3回以内
散布
てんさい 褐斑病 2000~3000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
ピリダクロメチル:3回以内
散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用前によく振ってから使用する。
● 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法にあわせ調節する。
● 散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけ速やかに散布する。
● 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守る。
〇 散布は各散布機種の散布基準に従って実施する。
〇 散布にあっては散布機種に適合した散布装置を使用する。
〇 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行う。
〇 散布薬液の飛散によって自動車やカラートタンの塗装等に影響を与えないよう、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意する。
〇 散布終了後は次の事項を守る。
・使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄する。
・機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理する。
● 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにする。かかった場合14日間は給桑しない。
● かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
● 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温な場所に密栓して保管する。

火災時の措置

漏出時の措置

輸送上の注意

廃棄上の注意

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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