製品情報

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殺菌剤
ニマイバー水和剤
農林水産省登録 第23975号
製品分類 殺菌剤
種類名 ジエトフェンカルブ・ベノミル水和剤
有効成分 ジエトフェンカルブ:25.0%
ベノミル:25.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺菌剤分類 10,1
性状 類白色水和性粉末 45μm以下
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 5年
包装 500g×20、100g×60
耐性菌にも強い2成分混合殺菌剤

特長

  • ●予防効果と治療効果を有します。
  • ●ベンゾイミダゾール耐性菌にも優れた効果を発揮します。
  • ●幅広い殺菌スペクトラムを有します。
  • ●雨に強く、散布後の降雨にも影響を受けにくい薬剤です。

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関連動画

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千葉県富里市のトマト農家の齋藤様にインタビュー!予防、治療効果でトマトの葉かび病、すすかび病を抑える殺菌剤 ニマイバー水和剤

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ニマイバー水和剤
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適用表*データは2024年11月27日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
いちご うどんこ病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:6回以内 ベノミル:9回以内(種子粉衣は1回以内、苗根部浸漬は1回以内、育苗期の灌注は3回以内、本圃定植後の灌注は1回以内、散布は3回以内)
散布
いちご 炭疽病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:6回以内 ベノミル:9回以内(種子粉衣は1回以内、苗根部浸漬は1回以内、育苗期の灌注は3回以内、本圃定植後の灌注は1回以内、散布は3回以内)
散布
いちご 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:6回以内 ベノミル:9回以内(種子粉衣は1回以内、苗根部浸漬は1回以内、育苗期の灌注は3回以内、本圃定植後の灌注は1回以内、散布は3回以内)
散布
えだまめ 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫30日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
えだまめ 紫斑病 1000 100~300L/10a 収穫30日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
えだまめ 炭疽病 1000 100~300L/10a 収穫30日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
えだまめ 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫30日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
かき 炭疽病 1000 200~700L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内
散布
かき 灰色かび病 1000 200~700L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内
散布
かき 落葉病 1000 200~700L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内
散布
キャベツ 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:7回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は6回以内)
散布
きゅうり 褐斑病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
散布
きゅうり 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
散布
きゅうり 炭疽病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
散布
きゅうり 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
散布
さやいんげん 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫開始14日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
さやいんげん 炭疽病 1000 100~300L/10a 収穫開始14日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
さやいんげん 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫開始14日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
さやえんどう 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
さやえんどう 炭疽病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
さやえんどう 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
すいか うどんこ病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は5回以内)
散布
すいか 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は5回以内)
散布
すいか 炭疽病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は5回以内)
散布
すいか つる枯病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は5回以内)
散布
たまねぎ 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:8回以内(種子粉衣は1回以内、育苗培土混和、灌注または苗根部浸漬は合計1回以内、散布は6回以内)
散布
たまねぎ 灰色腐敗病 1000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:8回以内(種子粉衣は1回以内、育苗培土混和、灌注または苗根部浸漬は合計1回以内、散布は6回以内)
散布
だいず 褐色輪紋病 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 4回以内
ジエトフェンカルブ:4回以内(種子粉衣は1回以内) ベノミル:5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
だいず 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 4回以内
ジエトフェンカルブ:4回以内(種子粉衣は1回以内) ベノミル:5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
だいず 紫斑病 1000~2000 100~300L/10a 収穫14日前まで 4回以内
ジエトフェンカルブ:4回以内(種子粉衣は1回以内) ベノミル:5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
だいず 紫斑病 8~16 800mL/10a 収穫14日前まで 4回以内
ジエトフェンカルブ:4回以内(種子粉衣は1回以内) ベノミル:5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
無人航空機による散布
だいず 炭疽病 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 4回以内
ジエトフェンカルブ:4回以内(種子粉衣は1回以内) ベノミル:5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
だいず 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 4回以内
ジエトフェンカルブ:4回以内(種子粉衣は1回以内) ベノミル:5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
褐色円星病 1000 200~400L/10a 摘採14日前まで 1回
ジエトフェンカルブ:1回 ベノミル:1回
散布
新梢枯死症 1000 200~400L/10a 摘採14日前まで 1回
ジエトフェンカルブ:1回 ベノミル:1回
散布
炭疽病 1000 200~400L/10a 摘採14日前まで 1回
ジエトフェンカルブ:1回 ベノミル:1回
散布
もち病 1000 200~400L/10a 摘採14日前まで 1回
ジエトフェンカルブ:1回 ベノミル:1回
散布
輪斑病 1000~1500 200~400L/10a 摘採14日前まで 1回
ジエトフェンカルブ:1回 ベノミル:1回
散布
トマト うどんこ病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:6回以内 ベノミル:6回以内(種子への処理は1回以内、土壌灌注は2回以内、散布及び常温煙霧は合計5回以内)
散布
トマト 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:6回以内 ベノミル:6回以内(種子への処理は1回以内、土壌灌注は2回以内、散布及び常温煙霧は合計5回以内)
散布
トマト すすかび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:6回以内 ベノミル:6回以内(種子への処理は1回以内、土壌灌注は2回以内、散布及び常温煙霧は合計5回以内)
散布
トマト 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:6回以内 ベノミル:6回以内(種子への処理は1回以内、土壌灌注は2回以内、散布及び常温煙霧は合計5回以内)
散布
トマト 葉かび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:6回以内 ベノミル:6回以内(種子への処理は1回以内、土壌灌注は2回以内、散布及び常温煙霧は合計5回以内)
散布
なす うどんこ病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:4回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
散布
なす 褐色斑点病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:4回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
散布
なす 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:4回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
散布
なす 黒枯病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:4回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
散布
なす すすかび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:4回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
散布
なす 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:4回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
散布
ピーマン うどんこ病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:4回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
散布
豆類(未成熟、ただし、えだまめ、さやいんげん、さやえんどうを除く) 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫30日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
豆類(未成熟、ただし、えだまめ、さやいんげん、さやえんどうを除く) 炭疽病 1000 100~300L/10a 収穫30日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
豆類(未成熟、ただし、えだまめ、さやいんげん、さやえんどうを除く) 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫30日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
豆類(種実、ただし、だいず、らっかせいを除く) 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 4回以内
ジエトフェンカルブ:4回以内 ベノミル:5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
豆類(種実、ただし、だいず、らっかせいを除く) 炭疽病 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 4回以内
ジエトフェンカルブ:4回以内 ベノミル:5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
豆類(種実、ただし、だいず、らっかせいを除く) 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 4回以内
ジエトフェンカルブ:4回以内 ベノミル:5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
ミニトマト うどんこ病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子への処理は1回以内、土壌灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
ミニトマト 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子への処理は1回以内、土壌灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
ミニトマト すすかび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子への処理は1回以内、土壌灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
ミニトマト 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子への処理は1回以内、土壌灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
ミニトマト 葉かび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:3回以内 ベノミル:6回以内(種子への処理は1回以内、土壌灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
レタス 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
レタス 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ:5回以内 ベノミル:5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
● 薬剤耐性菌の出現を防ぐため本剤の過度の連用はさけ、作用性の異なる薬剤と組み合わせて輪番で使用する。
● 本剤を使用した場合には、チオファネートメチルを含む剤を使用しない。ただし、種子への処理、種籾への処理および塗布処理を除く。
● 本剤はエトフェンプロックス乳剤またはダイアジノン乳剤と混用した場合、凝固物を生成するため混用をさける。
● 石灰硫黄合剤、ボルドー液との混用はさける。
● 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせ調節する。
● 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
● 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意する。
眼に入った場合には直ちに水洗する。
● 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換する。
● 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
● かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
● 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守る。
〇 散布は各散布機種の散布基準に従って実施する。
〇 散布にあっては散布機種に適合した散布装置を使用する。
〇 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行う。
〇 散布薬液の飛散によって自動車やカラートタンの塗装等に影響を与えないよう、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意する。
〇 散布終了後は次の事項を守る。
・ 使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄する。
・ 機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理する。
● 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。

火災時の措置

●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。

漏出時の措置

●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。

輸送上の注意

●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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