製品情報

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殺菌剤
プライア水和剤(地域限定)
農林水産省登録 第22922号
製品分類 殺菌剤
種類名 ジエトフェンカルブ・ベノミル水和剤
有効成分 ジエトフェンカルブ:25.0%
ベノミル:25.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺菌剤分類 10,1
性状 類白色水和性粉末 45μm以下
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 5年
包装 500g×20袋、1kg×10袋
病害虫防除の、一番手

特長

  • ●耐性菌にも高い効果。
    • ・ベンズイミダゾール耐性菌にも優れた効果を発揮します。

  • ●幅広い殺菌スペクトラム。
    • ・灰色かび病、菌核病に加え、炭疽病にも高い効果を示します。

  • ●優れた耐雨性。
    • ・雨に強く、散布後の降雨にも影響を受けにくい薬剤です。

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
えだまめ 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫30日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ剤3回以内 ベノミル剤6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注2回以内、散布は3回以内)
散布
えだまめ 紫斑病 1000 100~300L/10a 収穫30日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ剤3回以内 ベノミル剤6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注2回以内、散布は3回以内)
散布
えだまめ 炭疽病 1000 100~300L/10a 収穫30日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ剤3回以内 ベノミル剤6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注2回以内、散布は3回以内)
散布
えだまめ 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫30日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ剤3回以内 ベノミル剤6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注2回以内、散布は3回以内)
散布
小麦 赤かび病 1000~1500 60~150L/10a 収穫21日前まで 2回以内
ジエトフェンカルブ剤2回以内 ベノミル剤4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
散布
小麦 葉枯症 1000~1500 60~150L/10a 収穫21日前まで 2回以内
ジエトフェンカルブ剤2回以内 ベノミル剤4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
散布
さやいんげん 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫開始14日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ剤3回以内 ベノミル剤6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注2回以内、散布は3回以内)
散布
さやいんげん 炭疽病 1000 100~300L/10a 収穫開始14日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ剤3回以内 ベノミル剤6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注2回以内、散布は3回以内)
散布
さやいんげん 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫開始14日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ剤3回以内 ベノミル剤6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注2回以内、散布は3回以内)
散布
さやえんどう 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ剤3回以内 ベノミル剤6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注2回以内、散布は3回以内)
散布
さやえんどう 炭疽病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ剤3回以内 ベノミル剤6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注2回以内、散布は3回以内)
散布
さやえんどう 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ジエトフェンカルブ剤3回以内 ベノミル剤6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注2回以内、散布は3回以内)
散布
たまねぎ 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
ジエトフェンカルブ剤5回以内 ベノミル剤8回以内(種子粉衣は1回以内、育苗培土混和、灌注または苗根部浸漬は合計1回以内、散布は6回以内)
散布
たまねぎ 灰色腐敗病 1000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
ジエトフェンカルブ剤5回以内 ベノミル剤8回以内(種子粉衣は1回以内、育苗培土混和、灌注または苗根部浸漬は合計1回以内、散布は6回以内)
散布
だいず 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 4回以内
ジエトフェンカルブ剤4回以内(種子粉衣は1回以内) ベノミル剤5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
だいず 紫斑病 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 4回以内
ジエトフェンカルブ剤4回以内(種子粉衣は1回以内) ベノミル剤5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
だいず 炭疽病 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 4回以内
ジエトフェンカルブ剤4回以内(種子粉衣は1回以内) ベノミル剤5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
だいず 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 4回以内
ジエトフェンカルブ剤4回以内(種子粉衣は1回以内) ベノミル剤5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
褐色円星病 1000 200~400L/10a 摘採14日前まで 1回
散布
新梢枯死症 1000 200~400L/10a 摘採14日前まで 1回
散布
炭疽病 1000 200~400L/10a 摘採14日前まで 1回
散布
輪斑病 1000 200~400L/10a 摘採14日前まで 1回
散布
豆類(未成熟、ただし、えだまめ、さやいんげん、さやえんどうを除く) 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫30日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ剤3回以内 ベノミル剤6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注2回以内、散布は3回以内)
散布
豆類(未成熟、ただし、えだまめ、さやいんげん、さやえんどうを除く) 炭疽病 1000 100~300L/10a 収穫30日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ剤3回以内 ベノミル剤6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注2回以内、散布は3回以内)
散布
豆類(未成熟、ただし、えだまめ、さやいんげん、さやえんどうを除く) 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫30日前まで 3回以内
ジエトフェンカルブ剤3回以内 ベノミル剤6回以内(種子粉衣は1回以内、灌注2回以内、散布は3回以内)
散布
豆類(種実、ただし、だいず、らっかせいを除く) 菌核病 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 4回以内
ジエトフェンカルブ剤4回以内 ベノミル剤5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
豆類(種実、ただし、だいず、らっかせいを除く) 炭疽病 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 4回以内
ジエトフェンカルブ剤4回以内 ベノミル剤5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
豆類(種実、ただし、だいず、らっかせいを除く) 灰色かび病 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 4回以内
ジエトフェンカルブ剤4回以内 ベノミル剤5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
● 薬剤耐性菌の出現を防ぐため本剤の過度の連用はさけ、作用性の異なる薬剤と組み合わせて輪番で使用する。
● 本剤を使用した場合には、チオファネートメチルを含む剤を使用しない。ただし、種子への処理、種籾への処理および塗布処理を除く。
● 本剤はエトフェンプロックス乳剤またはダイアジノン乳剤と混用した場合、凝固物を生成するため混用をさける。
● 石灰硫黄合剤、ボルドー液との混用はさける。
● 水溶性内袋入りの製剤を使用する場合は、次の事項に注意する。
〇 内袋はぬれた手で触れない。
〇 外袋の開封後は一度に使い切ることが望ましい。やむを得ず保管する場合でも、できるだけ速やかに使い切る。
〇 薬液調製の際は、容器内の水に内袋を開封せずそのまま投入し、よく撹拌する。
● 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節する。
● 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
● 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意する。
眼に入った場合には直ちに水洗する。
● 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換する。
● 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
● かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
● 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。
● 水溶性フィルムで包装した製剤は吸湿性があるので、湿気には十分注意し、使い残りは外袋の口を堅く閉じて保管する。

火災時の措置

●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。

漏出時の措置

●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。

輸送上の注意

●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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