製品情報

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殺菌剤
ポリオキシンAL水溶剤「科研」
農林水産省登録 第15176号
製品分類 殺菌剤
種類名 ポリオキシン水溶剤
有効成分 ポリオキシン複合体:50.0% (ポリオキシンBとして 500,000AmBu/g)
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺菌剤分類 19
性状 淡褐色水溶性細粒
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 6年
包装 100g×50袋
長年にわたる信頼と実績

特長

  • ●微生物由来の天然物質からなる殺菌殺ダニ剤です。

  • ●独自の作用性を有し、ローテーションに最適です。
    • ・独自の作用性(キチン合成阻害)を有し、花き、そ菜類のうどんこ病、灰色かび病などの重要病害に優れた予防、 治療効果があります。また、優れたIGR活性を有し、ハダニ類、アザミウマ類に有効です。

  • ●汚れの少ない水溶性製剤です。
    • ・本剤は鉱物質(キャリア)を含まない製剤のため、作物を汚さず、花き、そ菜類の防除薬剤として適しています。

  • ●各種の薬剤耐性菌及び抵抗性のハダニ類に対しても優れた効果を示します。
    • ・DMl剤、Qol剤、IGR剤等の他剤に抵抗性を示す病原菌やハダニ類に対しても高い効果が認められています。

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
いちご アザミウマ類 5000 100~300L/10a 収穫開始14日前まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
いちご うどんこ病 5000 100~300L/10a 収穫開始14日前まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
いちご 灰色かび病 5000 100~300L/10a 収穫開始14日前まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
いちご ハダニ類 5000 100~300L/10a 収穫開始14日前まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
花き類・観葉植物 アザミウマ類 2500 100~300L/10a 発生初期 8回以内
ポリオキシン剤8回以内
散布
花き類・観葉植物 うどんこ病 2500 100~300L/10a 発病初期 8回以内
ポリオキシン剤8回以内
散布
花き類・観葉植物 黒斑病 2500 100~300L/10a 発病初期 8回以内
ポリオキシン剤8回以内
散布
花き類・観葉植物 灰色かび病 2500 100~300L/10a 発病初期 8回以内
ポリオキシン剤8回以内
散布
花き類・観葉植物 ハダニ類 2500 100~300L/10a 発生初期 8回以内
ポリオキシン剤8回以内
散布
かぼちゃ うどんこ病 2500 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
かぼちゃ つる枯病 2500 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
カーネーション 斑点病 2500~5000 100~300L/10a 発病初期 8回以内
ポリオキシン剤8回以内
散布
きく 白さび病 2500 100~300L/10a 発病初期 8回以内
ポリオキシン剤8回以内
散布
きく(葉) 白さび病 2500 100~300L/10a 収穫3日前まで 2回以内
ポリオキシン剤2回以内
散布
キャベツ 菌核病 1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 3回以内
ポリオキシン剤7回以内(種子浸漬は1回以内、1000倍希釈灌注は1回以内、2500倍希釈灌注は2回以内、散布は3回以内)
散布
キャベツ 黒すす病 20 は種前 1回
ポリオキシン剤7回以内(種子浸漬は1回以内、1000倍希釈灌注は1回以内、2500倍希釈灌注は2回以内、散布は3回以内)
10分間種子浸漬
キャベツ 黒すす病 1000 3L/㎡ は種覆土後 1回
ポリオキシン剤7回以内(種子浸漬は1回以内、1000倍希釈灌注は1回以内、2500倍希釈灌注は2回以内、散布は3回以内)
灌注
キャベツ 黒すす病 1000 セル成型育苗トレイ(30×60cm、土壌量約3~4L)1箱当り500mL は種覆土後 1回
ポリオキシン剤7回以内(種子浸漬は1回以内、1000倍希釈灌注は1回以内、2500倍希釈灌注は2回以内、散布は3回以内)
灌注
キャベツ 黒すす病 2500 3L/㎡ 子葉展開期以降 2回以内
ポリオキシン剤7回以内(種子浸漬は1回以内、1000倍希釈灌注は1回以内、2500倍希釈灌注は2回以内、散布は3回以内)
灌注
キャベツ 黒すす病 2500 セル成型育苗トレイ(30×60cm、土壌量約3~4L)1箱当り500mL 子葉展開期以降 2回以内
ポリオキシン剤7回以内(種子浸漬は1回以内、1000倍希釈灌注は1回以内、2500倍希釈灌注は2回以内、散布は3回以内)
灌注
きゅうり アザミウマ類 5000 100~300L/10a 収穫前日まで 2回以内
ポリオキシン剤2回以内
散布
きゅうり うどんこ病 5000 100~300L/10a 収穫前日まで 2回以内
ポリオキシン剤2回以内
散布
きゅうり 灰色かび病 5000 100~300L/10a 収穫前日まで 2回以内
ポリオキシン剤2回以内
散布
きゅうり ハダニ類 5000 100~300L/10a 収穫前日まで 2回以内
ポリオキシン剤2回以内
散布
グラジオラス 赤斑病 2500 100~300L/10a 発病初期 8回以内
ポリオキシン剤8回以内
散布
グラジオラス ボトリチス病 2500 100~300L/10a 発病初期 8回以内
ポリオキシン剤8回以内
散布
食用ぎく 白さび病 2500 100~300L/10a 収穫3日前まで 2回以内
ポリオキシン剤2回以内
散布
すいか アザミウマ類 2000 100~300L/10a 収穫3日前まで 5回以内
ポリオキシン剤5回以内
散布
すいか うどんこ病 1000~2000 100~300L/10a 収穫3日前まで 5回以内
ポリオキシン剤5回以内
散布
すいか つる枯病 1000~2000 100~300L/10a 収穫3日前まで 5回以内
ポリオキシン剤5回以内
散布
すいか ハダニ類 2000 100~300L/10a 収穫3日前まで 5回以内
ポリオキシン剤5回以内
散布
たばこ 赤星病 2500~5000 100~180L/10a 収穫5日前まで 2回以内
ポリオキシン剤2回以内
散布
たばこ うどんこ病 2500~5000 100~180L/10a 収穫5日前まで 2回以内
ポリオキシン剤2回以内
散布
たばこ 菌核病 2500~5000 100~180L/10a 収穫5日前まで 2回以内
ポリオキシン剤2回以内
散布
たばこ 灰色かび病 2500 100~180L/10a 収穫5日前まで 2回以内
ポリオキシン剤2回以内
散布
トマト アザミウマ類 5000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
トマト 灰色かび病 5000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
トマト 葉かび病 5000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
トルコギキョウ 斑点病 2500 100~300L/10a 発病初期 8回以内
ポリオキシン剤8回以内
散布
なす アザミウマ類 5000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
なす うどんこ病 5000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
なす すすかび病 5000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
なす 灰色かび病 5000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
なす ハダニ類 5000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
にら 白斑葉枯病 1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 1回
ポリオキシン剤1回
散布
はくさい 黒斑病 2500~5000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
ポリオキシン剤5回以内
散布
パセリ うどんこ病 5000 100~300L/10a 収穫7日前まで 2回以内
ポリオキシン剤2回以内
散布
非結球レタス 菌核病 2500 100~300L/10a 収穫14日前まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
ぶどう うどんこ病 5000 200~700L/10a 収穫60日前まで 5回以内
ポリオキシン剤5回以内
散布
ぶどう 黒とう病 5000 200~700L/10a 収穫60日前まで 5回以内
ポリオキシン剤5回以内
散布
ぶどう チャノキイロアザミウマ 5000 200~700L/10a 収穫60日前まで 5回以内
ポリオキシン剤5回以内
散布
ぶどう 灰色かび病 5000 200~700L/10a 収穫60日前まで 5回以内
ポリオキシン剤5回以内
散布
ぶどう ハダニ類 5000 200~700L/10a 収穫60日前まで 5回以内
ポリオキシン剤5回以内
散布
ホワイトレースフラワー 黄斑病 2500 100~300L/10a 発病初期 8回以内
ポリオキシン剤8回以内
散布
マンゴー チャノキイロアザミウマ 5000 200~700L/10a 収穫前日まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
マンゴー 灰色かび病 5000 200~700L/10a 収穫前日まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
メロン アザミウマ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
ポリオキシン剤5回以内(塗布は1回以内)
散布
メロン うどんこ病 1000~2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
ポリオキシン剤5回以内(塗布は1回以内)
散布
メロン つる枯病 10~50 収穫7日前まで 1回
ポリオキシン剤5回以内(塗布は1回以内)
塗布
メロン つる枯病 1000~2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
ポリオキシン剤5回以内(塗布は1回以内)
散布
メロン ハダニ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
ポリオキシン剤5回以内(塗布は1回以内)
散布
ゆり 葉枯病 2500 100~300L/10a 発病初期 8回以内
ポリオキシン剤8回以内
散布
りんどう 苗腐敗症(アルタナリア菌) 2500 100~300L/10a 本葉展開直後~定植前 8回以内
ポリオキシン剤8回以内
散布
りんどう 葉枯病 2000~2500 100~300L/10a 発病初期 8回以内
ポリオキシン剤8回以内
散布
レタス 菌核病 2500 100~300L/10a 収穫14日前まで 3回以内
ポリオキシン剤3回以内
散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用量に合わせ薬液を調整し、使いきる。
● 所定量の水に本剤の所要量を加え、よくかきまぜて溶解させてから散布する。
● 石灰硫黄合剤、ボルドー液等アルカリ性薬剤との混用はさける。
● 本剤の連続使用によって、薬剤耐性菌が出現し、効果の劣った事例があるので、過度の連用をさけ、なるべく作用性の異なる薬剤と組み合わせて輪番で使用する。
● 宿根かすみそうには薬害が生じるおそれがあるので、使用をさける。
● きくに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので、着蕾期以降は高温時の散布をさける。
● メロンのつる枯病防除に使用する場合、幼苗期はさけ、本圃定植後の発病初期に処理する。
● レタス、キャベツの菌核病が多発する場合は、効果がやや劣ることがあるので注意する。
● キャベツの黒すす病に対し発芽後灌注する方法で使用する場合、なるべく早期に処理する。
● 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、普及指導センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。使用後は洗眼する。
● 使用の際は不浸透性手袋などを着用する。
● 密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した所に保管する。

火災時の措置

●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。

漏出時の措置

●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。

輸送上の注意

●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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