製品情報

一覧に戻る
殺菌剤
ブラシン粉剤DL
農林水産省登録 第17948号
製品分類 殺菌剤
種類名 フェリムゾン・フサライド粉剤
有効成分 フェリムゾン:2.0%
フサライド:1.5%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺菌剤分類 U14,16.1
性状 類白色粉末 45μm以下 浮遊性指数 20以下
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 5年
包装 3kg×8
いもち病の防除と穂枯れ症状の抑制に

特長

  • ●優れた治療効果と予防効果。
    • ・いもち病に対して鋭い治療効果と予防効果を兼ね備え、処理適期幅の広い薬剤です。

  • ●高品質米の生産に貢献。
    • ・穂枯れ、変色米、内穎褐変病、もみ枯細菌病など各種穂枯れ症状の抑制が可能であり、高品質米の生産に貢献します。

  • ●優れた耐雨性。
    • ・耐雨性に優れ、降雨の合間の散布でも効果を発揮します。

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

更に詳しい情報はこちら

ブラシンシリーズ
ブラシンシリーズのより詳しい情報はこちら

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
稲こうじ病 4kg/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
いもち病 3~4kg/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
ごま葉枯病 3~4kg/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
内穎褐変病 4kg/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
変色米(エピコッカム菌) 3~4kg/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
変色米(カーブラリア菌) 3~4kg/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
穂枯れ(ごま葉枯病菌) 3~4kg/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
穂枯れ(すじ葉枯病菌) 3~4kg/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
もみ枯細菌病 4kg/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
適用表をさらに表示

使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用量に合わせ秤量し、使いきる。
● 本剤は飛散を少なくするように製剤されており、一般の粉剤に比べ、見かけ比重がやや大きく流動性が良いので、散布の際は散粉機の開度を一目盛程度しぼって散布する。
● 本剤はいもち病防除を主体とし、その他の病害との同時防除に使用できるが、多発時の内穎褐変病、稲こうじ病、もみ枯細菌病のみの防除には効果が劣ることがあるので注意する。
● たばこ、けいとう及びだいず、あずき、いんげんまめの幼植物には薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布する。
● 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 誤食などのないように注意する。
誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせる。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受ける。
● 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗する。
● 散布の際は防護マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。また、粉末を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換する。
● 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
● かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
● 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。

火災時の措置

●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。

漏出時の措置

●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は、保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は、保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。

輸送上の注意

●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

一覧に戻る