製品情報

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殺菌剤
ブラシンフロアブル
農林水産省登録 第19165号
製品分類 殺菌剤
種類名 フェリムゾン・フサライド水和剤
有効成分 フェリムゾン:15.0%
フサライド:15.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺菌剤分類 U14,16.1
性状 類白色水和性粘稠懸濁液体
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 500mL:5年、5L:3年
包装 500mL×20、5L×4
いもち病と穂枯れ性病害の同時防除剤

特長

  • ●優れた予防効果と治療効果。
  • ・広範囲の病原菌に高い活性:いもち病、ごま葉枯病菌をはじめ、米の品質に影響を及ぼす穂枯れ性病害(変色米、すじ葉枯病、褐変穂、紅変米、稲こうじ病)や、バクテリア病害(内穎褐変病、褐条病、もみ枯細菌病)等幅広く稲の主要病原菌に活性を示します。
  • ●高品質米の生産に貢献。
  • ・穂枯れ、変色米、内穎褐変病、もみ枯細菌病など各種穂枯れ性病害との同時防除が可能であり、高品質米の生産に貢献します。
  • ●優れた耐雨性。
  • ・耐雨性に優れ、降雨の合間の散布でも効果を発揮します。
  • ●無人航空機散布に対応。
  • ・無人ヘリやドローンでの散布が可能です。

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ブラシンシリーズ
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適用表*データは2024年11月27日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
稲こうじ病 300 25L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
稲こうじ病 30 3L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
稲こうじ病 1000 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
稲こうじ病 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
無人航空機による散布
稲こうじ病 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
いもち病 300 25L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
いもち病 30 3L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
いもち病 1000 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
いもち病 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
無人航空機による散布
いもち病 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
褐条病 300 25L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
褐条病 30 3L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
褐条病 1000 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
褐条病 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
無人航空機による散布
褐条病 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
ごま葉枯病 300 25L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
ごま葉枯病 30 3L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
ごま葉枯病 1000 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
ごま葉枯病 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
無人航空機による散布
ごま葉枯病 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
墨黒穂病 300 25L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
墨黒穂病 30 3L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
墨黒穂病 1000 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
墨黒穂病 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
無人航空機による散布
墨黒穂病 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
内穎褐変病 300 25L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
内穎褐変病 30 3L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
内穎褐変病 1000 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
内穎褐変病 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
無人航空機による散布
内穎褐変病 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
変色米(アルタナリア菌) 300 25L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
変色米(アルタナリア菌) 30 3L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
変色米(アルタナリア菌) 1000 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
変色米(アルタナリア菌) 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
無人航空機による散布
変色米(アルタナリア菌) 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
変色米(エピコッカム菌) 300 25L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
変色米(エピコッカム菌) 30 3L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
変色米(エピコッカム菌) 1000 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
変色米(エピコッカム菌) 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
無人航空機による散布
変色米(エピコッカム菌) 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
変色米(カーブラリア菌) 300 25L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
変色米(カーブラリア菌) 30 3L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
変色米(カーブラリア菌) 1000 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
変色米(カーブラリア菌) 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
無人航空機による散布
変色米(カーブラリア菌) 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
穂枯れ(ごま葉枯病菌) 300 25L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
穂枯れ(ごま葉枯病菌) 30 3L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
穂枯れ(ごま葉枯病菌) 1000 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
穂枯れ(ごま葉枯病菌) 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
無人航空機による散布
穂枯れ(ごま葉枯病菌) 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
もみ枯細菌病 300 25L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
もみ枯細菌病 30 3L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
もみ枯細菌病 1000 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
散布
もみ枯細菌病 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
無人航空機による散布
もみ枯細菌病 8 800mL/10a 収穫7日前まで 2回以内
フェリムゾン剤2回以内 フサライド剤3回以内
空中散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
● 長期間貯蔵しておくと分離するので、使用の際は容器をよく振って均一な状態に戻してから所定量を取り出す。
● 散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけすみやかに散布する。
● 本剤を空中散布及び無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守る。
〇 各散布機種の散布基準に従って実施する。
〇 少量散布の場合は、微量散布装置以外の散布器具は使用しない。
〇 無人航空機による散布にあっては、散布機種に適合した散布装置を使用する。
〇 散布中、薬液が漏れないように機体の散布用配管その他散布装置の十分な点検を行う。 
〇 散布薬液の飛散によって自動車やカラートタンの塗装等に影響を与えないよう、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意する。
〇 作業終了後は次の事項を守る。
・使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄する。
・機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理する。
〇 水源地、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意する。
● 褐条病を対象とした採種圃場での散布は、翌年の育苗箱中での本病の発生抑制を目的としているが、効果がやや劣ることがあるので、種子消毒処理を併用することが好ましい。
● いもち病防除を主体とし、その他の病害との同時防除に使用できるが、多発時の内穎褐変病の防除には効果が劣ることがあるので注意する。
● 希釈倍数 300 倍で散布する場合は、所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用する。
● たばこ、けいとう及びだいず、あずき、いんげんまめの幼植物には薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布する。
● 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないよう注意し、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 誤飲などのないよう注意する。
● 眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
● 散布の際は防護マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。
作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換する。
● 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
● かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
● 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管する。

火災時の措置

●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。

漏出時の措置

●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。

輸送上の注意

●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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