製品情報

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殺菌剤
アンビルフロアブル
農林水産省登録 第21322号
製品分類 殺菌剤
種類名 ヘキサコナゾール水和剤
有効成分 ヘキサコナゾール:2.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺菌剤分類 3
性状 類白色水和性粘稠懸濁液体
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 5年
包装 500mL×20
りんご・なし・かきなどの病害防除に

特長

  • ●果樹の重要病害に幅広く効力を発揮します。
    • ・りんごの黒星病とモリニア病の同時防除により省力防除が可能です。
    • ・なしの黒星病の果実感染防止に高い効果を示します。
  • ●低薬量で高い効果を発揮します。
  • ●予防と治療の両方の効果を発揮します。
  • ●浸透移行性に優れています。
  • ●使いやすく、扱いやすいフロアブル製剤で、作物を汚す心配がほとんどありません。

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
あんず 灰星病 1000 200~700L/10a 収穫7日前まで 2回以内
散布
いちじく さび病 1000 200~700L/10a 収穫前日まで 2回以内
散布
おうとう 灰星病 1000 200~700L/10a 収穫7日前まで 1回
散布
かき うどんこ病 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
散布
花き類・観葉植物(ばら、きくを除く) うどんこ病 1000 150~300L/10a 発病初期 7回以内
散布
きく うどんこ病 1000 150~300L/10a 発病初期 7回以内
散布
きく 白さび病 1000 150~300L/10a 発病初期 7回以内
散布
樹木類(やなぎ、ぼけ、せいようきんしばいを除く) 炭疽病 1000 200~700L/10a 発病初期 7回以内
散布
すもも 灰星病 1000 200~700L/10a 収穫前日まで 2回以内
散布
せいようきんしばい さび病 1000 200~700L/10a 発病初期 7回以内
散布
せいようきんしばい 炭疽病 1000 200~700L/10a 発病初期 7回以内
散布
なし 赤星病 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
散布
なし うどんこ病 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
散布
なし 黒星病 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
散布
なし 輪紋病 1000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
散布
ネクタリン 黒星病 1000 200~700L/10a 収穫前日まで 3回以内
散布
ネクタリン 灰星病 1000 200~700L/10a 収穫前日まで 3回以内
散布
ばら うどんこ病 1000~2000 150~300L/10a 発病初期 7回以内
散布
ぼけ 赤星病 1000 200~700L/10a 発病初期 7回以内
散布
ぼけ 炭疽病 1000 200~700L/10a 発病初期 7回以内
散布
もも 黒星病 1000 200~700L/10a 収穫前日まで 3回以内
散布
もも 灰星病 1000 200~700L/10a 収穫前日まで 3回以内
散布
やなぎ 炭疽病 1000 200~700L/10a 発病初期 7回以内
散布
やなぎ 葉さび病 1000 200~700L/10a 発病初期 7回以内
散布
りんご 赤星病 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
散布
りんご うどんこ病 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
散布
りんご 褐斑病 1000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
散布
りんご 黒星病 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
散布
りんご 斑点落葉病 1000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
散布
りんご モニリア病 1000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
● 使用前に容器をよく振ってから本剤の所要量を所定量の水にうすめ、よくかき混ぜてから散布する。
● りんごに使用する場合、次の事項に注意する。
○ 斑点落葉病に対して使用する場合は、落花後20日頃までの初期防除剤として使用する。
○ モニリア病に対して使用する場合は、予防的な散布は効果が劣るおそれがあるので、葉腐れの初期病斑発見直後に使用する。
○ 旭に対してはサビ果を生ずるおそれがあるので、使用を避ける。
● ばらに使用する場合、収穫期の散布では、汚れを生ずるおそれがあるので、留意する。
● カラー及び花はすに使用する場合は、湛水状態で使用しない。また、使用後14日間は入水しない。
● 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節する。
● 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らない様に注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
● 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 誤飲等のないよう注意する。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせる。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当を受ける。
● 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗する。
● 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣等を着用する。また、散布液を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換する。
● 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
● かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
● 街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払う。
● 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管する。

火災時の措置

●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。

漏出時の措置

●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。

輸送上の注意

●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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