製品情報

一覧に戻る
殺虫剤
ダントツ水溶剤
農林水産省登録 第20798号
製品分類 殺虫剤
種類名 クロチアニジン水溶剤
有効成分 クロチアニジン:16.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺虫剤分類 4A
性状 青緑色水溶性細粒
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 5年
包装 125g×60、250g×30
果樹・野菜・茶・水稲・花の害虫防除に

特長

  • ●幅広い作物に使える。
  • ・果樹・野菜・茶・水稲・花きと幅広い作物に使用できます。
  • ●優れた浸透移行性。
  • ・茎葉部から作物体内に吸収され、作物全体へ浸透移行していきます。また、トランスラミナー作用により、葉の表から裏への移行性も示しますので、アブラムシなど葉裏に生息している害虫にも優れた防除効果を発揮します。
  • ・浸透移行性に優れ、カメムシ目、ハエ目、コウチュウ目、チョウ目、バッタ目、アザミウマ目の各種害虫に高い防除効果を発揮します。
  • ●幅広い殺虫スペクトラム。
  • ・アブラムシ類、コナジラミ類、ウンカ類、ヨコバイ類、カメムシ類、コナカイガラムシ類などのカメムシ目害虫、アザミウマ目害虫に加えて、ハモグリバエ、ハモグリガ、ホソガ、シンクイムシ、カミキリムシなどハエ目、チョウ目、コウチュウ目害虫に対して経口又は経皮的に作用し、高い防除効果を示します。
  • ●長い残効性。
  • ●顆粒タイプの水溶剤。
  • ・顆粒タイプの水溶剤ですので、薬液調製時の粉立ちが少なく、また作物が汚れる心配が少ない薬剤です。

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

関連動画

*画像をクリックすると動画が再生されます。

必見!なぜ殺虫剤のローテーションが必要なのかご説明します!効率的、効果的に害虫を防除しましょう!!

【農薬Q&A】かき”のカキノヘタムシガを防除できる農薬と、効果的な使いかたを教えてください。

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
イネアザミウマ 4000 60~150L/10a 収穫7日前まで 3回以内
クロチアニジン剤4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人航空機散布は合計3回以内)
散布
イネドロオイムシ 1000 25L/10a 収穫7日前まで 3回以内
クロチアニジン剤4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人航空機散布は合計3回以内)
散布
イネドロオイムシ 4000 60~150L/10a 収穫7日前まで 3回以内
クロチアニジン剤4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人航空機散布は合計3回以内)
散布
ウンカ類 1000 25L/10a 収穫7日前まで 3回以内
クロチアニジン剤4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人航空機散布は合計3回以内)
散布
ウンカ類 4000 60~150L/10a 収穫7日前まで 3回以内
クロチアニジン剤4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人航空機散布は合計3回以内)
散布
カメムシ類 1000 25L/10a 収穫7日前まで 3回以内
クロチアニジン剤4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人航空機散布は合計3回以内)
散布
カメムシ類 4000 60~150L/10a 収穫7日前まで 3回以内
クロチアニジン剤4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人航空機散布は合計3回以内)
散布
ツマグロヨコバイ 4000 60~150L/10a 収穫7日前まで 3回以内
クロチアニジン剤4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人航空機散布は合計3回以内)
散布
適用表をさらに表示

使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
● 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせ調節する。
● 稲(箱育苗)に使用する場合は、育苗箱の上から所定量の希釈薬液を均一に散布する。また軟弱徒長苗、むれ苗、移植適期を過ぎた苗などには、薬害を生じるおそれがあるので注意する。
● 稲及びばれいしょに対して希釈倍数 1000倍で使用する場合は、所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用する。
● ぶどうに使用する場合、袋かけ前までの幼果期に散布すると品種によっては果粉が溶脱するおそれがあるので注意する。
● かんきつに樹幹散布で使用する場合は、樹幹部から地際部に十分量を散布または塗布する。
● かんきつに樹幹散布で使用する場合は、散布液が葉にかかると薬害を生じるおそれがあるので、葉にかからないように十分注意する。
● 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
● 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにする。
● ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意する。
○ ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにする。無人航空機による散布でそれらに飛散するおそれがある場合には使用しない。
○ 受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさける。
○ 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努める。
● マルハナバチに影響を及ぼすおそれがあるので注意する。
● 本剤を無人航空機散布による散布に使用する場合は次の注意を守る。
〇 各散布機種の散布基準に従って実施する。
〇 散布にあたっては散布機種に適合した散布装置を使用する。
〇 散布中、薬液の漏れないように機体の散布用配管その他散布装置に十分な点検を行う。
〇 散布薬液の飛散によって自動車やカラートタンの塗装等に影響を与えないよう、散布地域の選定に注意し散布区域内の諸物件に十分留意する。
〇 水源池、飲料用水等に本剤が飛散流入しないように十分注意する。
〇 作業終了後は次の項目を守る。
・ 使用後の空の容器は放置せず安全な場所に廃棄する。
・ 機体散布装置は十分洗浄し薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理する。
● 本剤は、眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受ける。
● 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
● 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意する。
● 散布後は水管理に注意する。
● 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 街路、公園等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払う。
● 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。

火災時の措置

漏出時の措置

輸送上の注意

廃棄上の注意

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

一覧に戻る