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アディオン乳剤
殺虫剤
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![]() 効果・薬害等の注意
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● 使用量に合わせ薬液を調製し、使い切る。 ● 本剤のかんきつ、茶での散布は、場合によりハダニ類が増えることがあるので注意する。 ● ねぎのシロイチモジヨトウの防除に使用する場合は、食入前の若令幼虫期に散布する。 ● 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守る。 ○ 散布は各散布機種の散布基準に従って実施する。 ○ 散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用する。 ○ 散布中薬液の漏れないように機体の散布用配管その他散布装置の十分な点検を行う。 ○ 特定の農薬(混用可能が確認されているもの)を除いて原則として他の農薬との混用は行わない。 ○ 作業終了後は次の項目を守る。 ・ 使用後の空の容器は放置せず、適切に処理する。 ・ 使用残りの薬液は必ず安全な場所に責任者をきめて保管する。 ・ 機体散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理する。 ● 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。 なお、普及指導センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。 |
![]() 安全使用上の注意
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● 蚕に長期間毒性があるので、散布された薬剤が飛散し、付近の桑に付着するおそれのある場所では使用しない。 ● ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意する。 ○ ミツバチの巣箱及びその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しない。 ○ 受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさける。 ○ 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努める。 ● 誤飲などのないよう注意する。誤って飲み込んだ場合は吐かせないで、直ちに医師の手当を受けさせる。 本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受ける。 ● 本剤による中毒の治療法としては、動物実験でメトカルバモール製剤の投与が有効であると報告されている。 ● 原液は眼に対して刺激性があるので、薬液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。 ● 原液は皮ふに対して刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意する。 付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。 ● 使用の際は農薬用マスク、手袋などを着用する。また薬液を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをする。 ● 水産動植物(魚類)に強い影響を及ぼすおそれがあるので、河川、湖沼及び海域等に飛散、流入しないよう注意して使用する。養殖池周辺での使用はさける。 ● 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。 ● 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意する。 ● 街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも使用当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないように注意を払う。 ● 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。 ● 危険物第4類第2石油類に属するので火気には十分注意する。 ● 火気をさけ、直射日光の当たらない低温な場所に密栓して保管する。 |
●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。 ●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。 |
●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。 ●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。 |
●移送取扱いは、ていねいに行う。 |
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。 |