製品情報

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殺虫剤
スミチオン粉剤3DL
農林水産省登録 第20726号
製品分類 殺虫剤
種類名 MEP粉剤
有効成分 MEP:3.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺虫剤分類 1B
性状 類白色粉末 45μm以下 浮遊性指数 20 以下
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 4年
包装 3kg×8袋

特長

  • ●稲・だいず・休耕田のカメムシ類の防除に適した薬剤です。

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み

*適用場所は「備考」にあります。

作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法 備考
アザミウマ類 3~4kg/10a 収穫21日前まで 2回以内(但し、出穂前は1回)
MEP剤3回以内(種もみへの処理は1回以内、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内)
散布
アワヨトウ 4kg/10a 収穫21日前まで 2回以内(但し、出穂前は1回)
MEP剤3回以内(種もみへの処理は1回以内、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内)
散布
イネドロオイムシ 3~4kg/10a 収穫21日前まで 2回以内(但し、出穂前は1回)
MEP剤3回以内(種もみへの処理は1回以内、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内)
散布
ウンカ類 3~4kg/10a 収穫21日前まで 2回以内(但し、出穂前は1回)
MEP剤3回以内(種もみへの処理は1回以内、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内)
散布
カメムシ類 3~4kg/10a 収穫21日前まで 2回以内(但し、出穂前は1回)
MEP剤3回以内(種もみへの処理は1回以内、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内)
散布
コブノメイガ 3~4kg/10a 収穫21日前まで 2回以内(但し、出穂前は1回)
MEP剤3回以内(種もみへの処理は1回以内、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内)
散布
ニカメイチュウ 3~4kg/10a 収穫21日前まで 2回以内(但し、出穂前は1回)
MEP剤3回以内(種もみへの処理は1回以内、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内)
散布
水田作物、畑作物(休耕田) カメムシ類 3~4kg/10a 4回以内
散布 適用場所:ヨシ、オギ、ススキ、セイタカアワダチソウ等の多年生雑草が優占している休耕田
だいず カメムシ類 4kg/10a 収穫21日前まで 4回以内
散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用量に合わせ秤量し、使いきる。
● あぶらな科作物には薬害を生ずるおそれがあるので、付近にある場合にはかからないように注意して散布する。
● 本剤はできるだけ飛散を少なくするように製剤されており、一般の粉剤に比べ、見かけ比重がやや大きく、流動性が良いので散布の際は散粉機の開度を一目盛程度しぼって散布する。

安全使用上の注意

● 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにする。
● ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意する。
○ ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにする。
○ 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努める。
● 本剤の解毒剤としては硫酸アトロピン製剤及びPAM製剤が有効であると報告されている。
● 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意する。 
眼に入った場合には直ちに水洗する。
● 散布の際は農薬用マスクなどを着用する。
作業後はうがいをする。
● 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しない。
● 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
● 散布後は水管理に注意する。
● 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。

火災時の措置

●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。

漏出時の措置

●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。

輸送上の注意

●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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