製品情報

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殺虫剤
アグロスリン乳剤
農林水産省登録 第16589号
製品分類 殺虫剤
種類名 シペルメトリン乳剤
有効成分 シペルメトリン:6.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺虫剤分類 3A
性状 淡黄色澄明可乳化油状液体
毒性 劇物
危険物 第4類第2石油類 III
有効年限 5年
包装 100mL×60本、500mL×20本
野菜などの害虫防除に

特長

  • ●幅広い殺虫スペクトラム
  • ・野菜のオンシツコナジラミ、ミナミキイロアザミウマ、アブラムシ類など各種作物の幅広い主要害虫に高い防除効果を発揮します。
  • ●優れた速効性と残効性
  • ・接触作用により高い殺虫効果、優れた速効性を発揮。対雨性が高いことから、残効性にも優れます。
  • ●抵抗性害虫にも高い効果
  • ・有機リン系やカーバメート系といった神経系に作用する薬剤の抵抗性害虫にも高い効果を発揮します。
  • ●収穫前日登録
  • ・なす、トマト、いちご、きゅうり、チンゲンサイ、ピーマンなどに収穫前日登録があります。

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関連動画

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必見!なぜ殺虫剤のローテーションが必要なのかご説明します!効率的、効果的に害虫を防除しましょう!!

適用表*データは2024年10月2日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
アスパラガス ヨトウムシ 2000 100~500L/10a 収穫前日まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
あずき アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
あずき ノメイガ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
いちご アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
いんげんまめ アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
いんげんまめ インゲンテントウ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
えごま(種子) ウリハムシモドキ 2000 100~300L/10a 収穫35日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
えだまめ カメムシ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
えだまめ フタスジヒメハムシ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
えだまめ マメシンクイガ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
エンサイ ハスモンヨトウ 2000 100~300L/10a 収穫3日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
かぼちゃ アザミウマ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
かぼちゃ アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
かぼちゃ ハスモンヨトウ 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
かんきつ アブラムシ類 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
かんきつ カメムシ類 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
かんきつ ケシキスイ類 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
かんきつ コアオハナムグリ 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
かんきつ チャノキイロアザミウマ 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
かんきつ ミカンハモグリガ 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
カーネーション アブラムシ類 2000 100~300L/10a 発生初期 6回以内
シペルメトリン剤6回以内
散布
カーネーション ヨトウムシ類 2000 100~300L/10a 発生初期 6回以内
シペルメトリン剤6回以内
散布
キウイフルーツ カメムシ類 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
キウイフルーツ キイロマイコガ 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
キウイフルーツ キウイヒメヨコバイ 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
キウイフルーツ キクビスカシバ 1000~2000 200~700L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
きく アブラムシ類 2000 100~300L/10a 発生初期 6回以内
シペルメトリン剤6回以内
散布
きゅうり アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
きゅうり オンシツコナジラミ 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
きゅうり トマトハモグリバエ 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
きゅうり ミナミキイロアザミウマ 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
ごぼう アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫14日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
ごぼう ヒョウタンゾウムシ類 2000 100~300L/10a 収穫14日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
さかき アブラムシ類 2000 200~700L/10a 発生初期 6回以内
シペルメトリン剤6回以内
散布
さかき サカキブチヒメヨコバイ 2000 200~700L/10a 発生初期 6回以内
シペルメトリン剤6回以内
散布
さやいんげん アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
さやいんげん インゲンテントウ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
しきみ アブラムシ類 2000 200~700L/10a 発生初期 6回以内
シペルメトリン剤6回以内
散布
しそ アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 1回
散布
しそ ヒシモンヨコバイ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 1回
散布
しそ(花穂) アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫3日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
しそ科葉菜類(しそ、バジルを除く) アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 1回
散布
食用エキザカム アブラムシ類 1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
食用カーネーション アブラムシ類 1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
食用金魚草 アブラムシ類 1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
食用ぎく アザミウマ類 1500 100~300L/10a 収穫3日前まで 1回
散布
食用ぎく アブラムシ類 1500 100~300L/10a 収穫3日前まで 1回
散布
食用ぎく オオタバコガ 1500 100~300L/10a 収穫3日前まで 1回
散布
食用ぎく ハスモンヨトウ 1500 100~300L/10a 収穫3日前まで 1回
散布
食用ぎく ヨトウムシ 1500 100~300L/10a 収穫3日前まで 1回
散布
食用せんにちこう アブラムシ類 1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
食用トレニア アブラムシ類 1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
食用なでしこ アブラムシ類 1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
食用パンジー アブラムシ類 1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
食用プリムラ アブラムシ類 1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
飼料用えんばく(は種用種子) コクヌストモドキ 300 種子1kg当り希釈液20mL 貯蔵前 1回
種子吹き付け処理又は塗沫処理
すいか アブラムシ類 1000~2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
すいか ミナミキイロアザミウマ 1000~2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
たばこ アブラムシ類 2000 25~180L/10a 発生初期~収穫10日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
たばこ オンシツコナジラミ 2000 25~180L/10a 発生初期~収穫10日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
たばこ タバコアオムシ 2000~3000 25~180L/10a 発生初期~収穫10日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
たばこ ヨトウムシ 2000~3000 25~180L/10a 発生初期~収穫10日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
たまねぎ アザミウマ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
たまねぎ アザミウマ類 48 2.4L/10a 収穫7日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
無人航空機による散布
たまねぎ シロイチモジヨトウ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
たまねぎ シロイチモジヨトウ 48 2.4L/10a 収穫7日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
無人航空機による散布
たまねぎ ネギハモグリバエ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
だいず カメムシ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
だいず ジャガイモヒゲナガアブラムシ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
だいず フタスジヒメハムシ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
だいず マメシンクイガ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
チンゲンサイ アオムシ 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
チンゲンサイ アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
とうもろこし アブラムシ類 1000~2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
とうもろこし アワノメイガ 1000~2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
とうもろこし アワヨトウ 1000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
トマト アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
トマト オンシツコナジラミ 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
なす アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
なす オンシツコナジラミ 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
なす ミナミキイロアザミウマ 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
にら クロバネキノコバエ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
にら ネギアザミウマ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
にら ネギコガ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
にら ハモグリバエ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
にら ヨトウムシ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
にら(花茎) クロバネキノコバエ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
にら(花茎) ネギアザミウマ 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
にら(花茎) ネギコガ 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
にら(花茎) ハモグリバエ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
にら(花茎) ヨトウムシ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
にんじん ヨトウムシ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
ねぎ アザミウマ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
ねぎ アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
ねぎ シロイチモジヨトウ 1000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
ねぎ ネギコガ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
ねぎ ネギハモグリバエ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
葉にんにく ネギアザミウマ 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
バジル アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫3日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
非結球あぶらな科葉菜類(チンゲンサイを除く) アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
非結球レタス アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
ピーマン アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
ぺぽかぼちゃ(種子) ヨトウムシ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 4回以内
シペルメトリン剤4回以内
散布
ほうれんそう アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
ほうれんそう ミナミキイロアザミウマ 1000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
ほうれんそう ヨトウムシ 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
未成熟ささげ アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
麦類 アブラムシ類 2000 60~150L/10a 収穫21日前まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
メロン アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
メロン トマトハモグリバエ 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
メロン ミナミキイロアザミウマ 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
らっかせい アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 3回以内
シペルメトリン剤3回以内
散布
らっきょう ネギアザミウマ 2000 100~300L/10a 収穫3日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
レタス アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
シペルメトリン剤5回以内
散布
わけぎ アザミウマ類 2000 100~300L/10a 収穫3日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
わけぎ アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫3日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
わけぎ シロイチモジヨトウ 1000 100~300L/10a 収穫3日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
わけぎ ネギコガ 2000 100~300L/10a 収穫3日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
わけぎ ネギハモグリバエ 2000 100~300L/10a 収穫3日前まで 2回以内
シペルメトリン剤2回以内
散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

●使用量に合わせ薬液を調製し、使い切る。
●ボルドー液と混用する場合は使用直前に混合する。
●ねぎのシロイチモジヨトウに散布する場合は、食入前の若令幼虫期に散布する。
●本剤のかんきつでの散布は、場合によりハダニ類が増えることがあるので注意する。
●本剤を無人航空機による散布に使用する場合には次の注意を守る。
○散布は各散布機種の散布基準に従って実施する。
○散布機種に適合した散布装置を使用する。
○散布中薬液の漏れないように機体の散布用配管その他散布装置の十分な点検を行う。
●本剤で処理したえんばくの種子は食用及び飼料用には用いない。
●適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
●本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

●蚕に長期間毒性があるので、散布された薬剤が飛散し、桑に付着するおそれのある場所では使用しない。
●ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意する。
○ミツバチの巣箱及びその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しない。
○受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさける。
○関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努める。
●医薬用外劇物。取扱いには十分注意する。
誤って飲み込んだ場合には吐かせないで、直ちに医師の手当を受けさせる。
本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当を受ける。
●原液は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調整時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
●皮ふに対して刺激性があるので、皮ふに付着しないように注意する。付着した場合は直ちに石けんでよく洗い落とす。
●散布の際は防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用する。また散布液を吸い込んだり、浴びたりしないように注意し、作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをする。
●本剤による中毒の治療法としては動物実験でメトカルバモール製剤の投与が有効であると報告されている。
●本剤はのど、鼻、皮ふなどを刺激する場合、またかゆみを生じる場合があるので注意する。
●摘果等の作業の際は、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。
●水産動植物(魚類)に強い影響を及ぼすおそれがあるので、河川、湖沼及び海域等に飛散、流入しないよう注意して使用する。養殖池周辺での使用はさける。
●水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
●無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意する。
●街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払う。
●使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
●危険物第四類第二石油類に属するので火気には十分注意する。
●火気をさけ、直射日光の当たらない鍵のかかる低温な場所に密栓して保管する。

火災時の措置

●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。

漏出時の措置

●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。

輸送上の注意

●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
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