製品情報

一覧に戻る
殺虫剤
サイアノックス乳剤
農林水産省登録 第7674号
製品分類 殺虫剤
種類名 CYAP乳剤
有効成分 CYAP:50.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺虫剤分類 1B
性状 淡黄色可乳化油状液体
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 第4類第2石油類 III
有効年限 4年
包装 500mL×20本

特長

  • ●有機リン系殺虫剤。
  • ●速効性に優れる。
    • ・残効は長くありませんが、殺卵効果もあります。

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
あずき フキノメイガ 1000 100~300L/10a 収穫21日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
あずき マメシンクイガ 1000 100~300L/10a 収穫21日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
いんげんまめ インゲンテントウ 1000 100~300L/10a 収穫7日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
いんげんまめ フキノメイガ 1000 100~300L/10a 収穫7日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
いんげんまめ マメシンクイガ 1000 100~300L/10a 収穫7日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
きく アブラムシ類 1000 100~300L/10a - 6回以内
CYAP剤6回以内
散布
キャベツ アオムシ 1000~1500 100~300L/10a 収穫21日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
キャベツ アブラムシ類 1000~1500 100~300L/10a 収穫21日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
キャベツ キスジノミハムシ成虫 1000~2000 100~300L/10a 収穫21日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
キャベツ コナガ 1000~2000 100~300L/10a 収穫21日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
キャベツ タマナギンウワバ 1000~1500 100~300L/10a 収穫21日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
キャベツ ヨトウムシ(若~中齢幼虫) 1000~1500 100~300L/10a 収穫21日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
きゅうり アザミウマ類 1000 100~300L/10a 収穫開始3日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
きゅうり アブラムシ類 1000 100~300L/10a 収穫開始3日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
たまねぎ アザミウマ類 500~1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 3回以内
CYAP剤3回以内
散布
だいこん アオムシ 1000~1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
だいこん アブラムシ類 1000~1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
だいこん キスジノミハムシ成虫 1000~2000 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
だいこん コナガ 1000~2000 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
だいこん タマナギンウワバ 1000~1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
だいこん ヨトウムシ(若~中齢幼虫) 1000~1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
なす テントウムシダマシ 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
ねぎ アザミウマ類 500~1000 100~300L/10a 収穫21日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
はくさい アオムシ 1000~1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
はくさい アブラムシ類 1000~1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
はくさい キスジノミハムシ成虫 1000~2000 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
はくさい コナガ 1000~2000 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
はくさい タマナギンウワバ 1000~1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
はくさい ヨトウムシ(若~中齢幼虫) 1000~1500 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
CYAP剤2回以内
散布
ばら アブラムシ類 1000 100~300L/10a - 6回以内
CYAP剤6回以内
散布
適用表をさらに表示

使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
● アルカリ性薬剤との混用はさける。やむをえずボルドー液と混用する場合は、使用直前に混合する。
● はくさいに使用する場合、幼苗期及び結球期直前は薬害を生じるおそれがあるのでさける。
● 自動車、壁などの塗装面、大理石、御影石に散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液がかからないよう注意する。

安全使用上の注意

● 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにする。
● ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意する。
○ ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにする。
○ 受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさける。
○ 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努める。
● 誤飲などのないよう注意する。誤って飲み込んだ場合には吐かせないで、直ちに医師の手当を受けさせる。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受ける。
● 本剤の解毒剤としては、動物実験で硫酸アトロピン製剤及びPAM製剤が有効であると報告されている。
● 原液は眼に対して刺激性があるので、散布液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
● 原液は皮ふに対して弱い刺激性があるので皮ふに付着しないように注意する。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。
● 散布の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用する。
また散布液を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換する。
● 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
● かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
● 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 危険物第4類第2石油類に属するので火気には十分注意する。
● 火気および直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管する。

火災時の措置

●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。

漏出時の措置

●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。

輸送上の注意

●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

一覧に戻る