製品情報

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殺虫剤
ベストガード粒剤
農林水産省登録 第19103号
製品分類 殺虫剤
種類名 ニテンピラム粒剤
有効成分 ニテンピラム:1.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺虫剤分類 4A
性状 淡褐色細粒
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 4年
包装 1kg×12、3kg×6
アブラムシ・コナジラミ・アザミウマなどの難防除害虫に

特長

  • ●ユニークな作用を持つベストガードは優れた浸透移行性と効果の持続性により、定植時植穴処理(野菜)・生育期株元散布(ねぎ・花き)・育苗期後半株元処理(なす・レタス)により野菜・花き類の吸汁性害虫の省力防除が可能です。
  • ●従来の神経系殺虫剤(有機りん剤、カーバメート剤、合成ピレスロイド剤等)に感受性の低下した害虫にも高い効果を示します。又、難防除害虫マメハモグリバエの初期密度も抑制できます。
  • ●野菜・花き類の場面
  • ・野菜・花き類の重要害虫アブラムシ類、アザミウマ類、コナジラミ類等を、定植時植穴処理、育苗期後半株元処理、生育期株元処理にて長期間防除します。
  • ・吸汁性害虫防除と同時にマメハモグリバエの密度抑制効果が認められます。
  • ●処理薬量が少なく経済的です。
  • ●水溶剤との体系防除により効率的防除が可能です。

技術資料・チラシ *画像またはテキストリンクをクリックするとチラシ(PDF)が開きます。

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
いちご アブラムシ類 1g/株 定植時 1回
ニテンピラム:4回以内(定植時の土壌混和は1回以内、株元散布及び散布は合計3回以内)
植穴処理土壌混和
いちご チバクロバネキノコバエ 1~2g/株 収穫前日まで 3回以内
ニテンピラム:4回以内(定植時の土壌混和は1回以内、株元散布及び散布は合計3回以内)
生育期株元散布
いちご チバクロバネキノコバエ 1g/株 定植時 1回
ニテンピラム:4回以内(定植時の土壌混和は1回以内、株元散布及び散布は合計3回以内)
植穴処理土壌混和
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 使用量に合わせ秤量し、使いきる。
● カラー及び花はすに使用する場合は、湛水状態で使用しない。また、使用後14日間は入水しない。
● 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、普及指導センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
● 本剤使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにする。
● マルハナバチを利用する場合、本剤使用後20日目ごろより後に導入する。ただし、影響日数は環境条件により多少変動する場合があるので注意する。
● ミツバチに対して影響があるので、ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにする。
● 散布の際は農薬用マスクなどを着用する。作業後はうがいをする。
● 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
● 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。

火災時の措置

漏出時の措置

輸送上の注意

廃棄上の注意

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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