製品情報

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殺虫剤
エスマルクDF
農林水産省登録 第19885号
製品分類 殺虫剤
種類名 BT水和剤
有効成分 バチルス チューリンゲンシス菌の生芽胞及び産生結晶毒素:10.0%(力価として 1000B.m.w 単位/mg)
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺虫剤分類 11A
性状 褐色水和性細粒及び微粒
毒性 普通物(毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
有効年限 5年
包装 100g×50袋、500g×20袋
オオタバコガ、コナガの防除に

特長

  • ●微生物を利用した農薬(BT剤)です。※BT生菌剤(クルスターキ系)
    • ・オオタバコガ、コナガをはじめ多くのチョウ目害虫に有効です。
  • ●チョウ目害虫の幼虫に対し摂食効果を有します。接触効果はありません。
  • ●農薬の成分使用回数にカウントされません。
  • ●有機JAS規格の定める有機農作物の生産に使用可能です。
  • ●収穫前日まで使用可能です。(茶のみ摘採7日前まで)
  • ●人畜、魚介類、鳥類に対する毒性が低く、天敵、花粉媒介昆虫に対する影響もほとんどありません。生物農薬ですので、有機農法にも使用可能です。
  • ●ドライフロアブルの採用で、高い殺虫活性と使い易さを実現しました。

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【農薬Q&A】とうもろこしのアワノメイガ防除にはどんなBT剤が良いでしょうか?

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【農薬Q&A】「エスマルクDF」等のBT剤が特別栽培農産物ではカウントされない農薬となっているのはなぜですか?

【農薬Q&A】BT剤「エスマルクDF」のラベルの使用回数欄には回数の記載がありませんが、何回使用できますか?

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
イネツトムシ 500~1000 60~150L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
コブノメイガ 500~1000 60~150L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
ニカメイチュウ 500~1000 60~150L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
フタオビコヤガ 500~1000 60~150L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
オリーブ(葉) マエアカスカシノメイガ 2000 200~700L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
かき(葉) ハマキムシ類 2000~3000 200~700L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
花き類・観葉植物 オオタバコガ 1000 100~300L/10a 発生初期
散布
花き類・観葉植物 コナガ 1000 100~300L/10a 発生初期
散布
果樹類(りんごを除く) ケムシ類 2000 200~700L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
果樹類(りんごを除く) シャクトリムシ類 2000 200~700L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
果樹類(りんごを除く) ハマキムシ類 2000~3000 200~700L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
かぶ ハイマダラノメイガ 1000 100~300L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
きく オオタバコガ 1000 100~300L/10a 発生初期
散布
キャベツ ネギアザミウマ 1000 100~300L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
キャベツ ハイマダラノメイガ 1000 100~300L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
雑穀類 アワノメイガ 2000 100~300L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
しょうが アワノメイガ 2000 100~300L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
飼料用とうもろこし アワノメイガ 2000 100~300L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
樹木類 ケムシ類 2000 200~700L/10a 発生初期
散布
樹木類 シャクトリムシ類 2000 200~700L/10a 発生初期
散布
だいこん ハイマダラノメイガ 1000 100~300L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
チャドクガ 1000 200~400L/10a 発生初期 但し、摘採7日前まで
散布
チャノコカクモンハマキ 1000 200~400L/10a 発生初期 但し、摘採7日前まで
散布
チャノホソガ 1000 200~400L/10a 発生初期 但し、摘採7日前まで
散布
チャハマキ 1000 200~400L/10a 発生初期 但し、摘採7日前まで
散布
トマト トマトキバガ 1000 100~300L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
ミニトマト トマトキバガ 1000 100~300L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
野菜類 アオムシ 1000~2000 100~300L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
野菜類 オオタバコガ 1000 100~300L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
野菜類 コナガ 1000~2000 100~300L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
野菜類 ヨトウムシ 1000 100~300L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
りんご ケムシ類 2000~3000 200~700L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
りんご シャクトリムシ類 2000~4000 200~700L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
りんご ハマキムシ類 2000~3000 200~700L/10a 発生初期 但し、収穫前日まで
散布
わた オオタバコガ 1000 100~300L/10a 発生初期
散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけ速やかに散布する。
● 使用に当たっては展着剤を加用することが望ましい。
● アルカリ性の強い石灰硫黄合剤、ボルドー液などの農薬及びアルカリ性の強い葉面施用の肥料などとの混用はさける。
● 本剤は若令幼虫に有効なので、若令幼虫期に時期を失せず散布する。
● 本剤は吸湿すると固化したり、効果が低下したりすることがあるので、貯蔵に当たっては湿気に注意し、特に使用残りの薬剤は密封して乾燥した冷暗所に貯蔵する。
● 空中散布には使用しない。
● 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。
なお、普及指導センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 蚕に対する毒性があるので、養蚕主産県その他主要養蚕地帯及び養蚕農家、共同飼育場などの周辺では施用しない。また、これら以外の場所でも付近に桑園がある場合は、飛散してかからないよう風向等に十分注意して散布する。
なお、本剤の使用に当たっては、散布地域の使用規制に従う。特に初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
● 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。
眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
● 本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意する。
付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。
● 散布の際は、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。
作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換する。
● 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
● かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
● 街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払う。
● 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。

火災時の措置

漏出時の措置

輸送上の注意

廃棄上の注意

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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