製品情報

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殺虫剤
パダントレボン粒剤L
農林水産省登録 第17743号
製品分類 殺虫剤
種類名 エトフェンプロックス・カルタップ粒剤
有効成分 エトフェンプロックス:1.0%
カルタップ塩酸塩:4.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺虫剤分類 3A,14
性状 褐色細粒
毒性 劇物
危険物 非該当
有効年限 3年
包装 3kg×8
やっかいな田んぼの害虫をたたく

特長

  • ●イネミズゾウムシ成虫をすばやく確実に防除し、水稲を成虫の加害より守ります。
  • ●ニカメイチュウ、コブノメイガ等の食害性害虫や、ウンカ類にも高い効果が期待できます。

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
イネドロオイムシ 3kg/10a 収穫30日前まで 3回以内
カルタップ剤6回以内(浸種前は1回以内、浸種後から直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内)、エトフェンプロックス剤3回以内
散布
イネミズゾウムシ 3kg/10a 収穫30日前まで 3回以内
カルタップ剤6回以内(浸種前は1回以内、浸種後から直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内)、エトフェンプロックス剤3回以内
散布
ウンカ類 3kg/10a 収穫30日前まで 3回以内
カルタップ剤6回以内(浸種前は1回以内、浸種後から直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内)、エトフェンプロックス剤3回以内
散布
コブノメイガ 3kg/10a 収穫30日前まで 3回以内
カルタップ剤6回以内(浸種前は1回以内、浸種後から直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内)、エトフェンプロックス剤3回以内
散布
ツマグロヨコバイ 3kg/10a 収穫30日前まで 3回以内
カルタップ剤6回以内(浸種前は1回以内、浸種後から直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内)、エトフェンプロックス剤3回以内
散布
ニカメイチュウ 3kg/10a 収穫30日前まで 3回以内
カルタップ剤6回以内(浸種前は1回以内、浸種後から直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内)、エトフェンプロックス剤3回以内
散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 本剤を使用した場合には、チオシクラム又はベンスルタップを含む剤は使用しない。
● 使用量に合わせ秤量し、使いきる。
● 使用する場合は次の注意を守る。
○ 湛水状態(湛水深3㎝前後)でまきむらのないように均一に散布し、散布後少なくとも4~5日間はそのまま湛水状態を保ち、田面を露出させたり水を切らしたりしないように注意し、また散布後7日間は落水、かけ流しはしない。
○ 漏水の激しい水田では使用しない。
○ ニカメイチュウ第一世代には次の時期に散布する。
発蛾最盛期が田植前の場合:田植後10~20日
発蛾最盛期が田植後の場合:発蛾最盛期後6~20日
● 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 蚕に対して長期間毒性があるので、絶対に桑葉にかからないようにする。
散布器具、作業衣などは桑用とは必ず区別する。
● ミツバチに対して影響があるので、ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにする。
● 医薬用外劇物。取扱いには十分注意する。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせる。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当を受ける。
● カルタップによる中毒に対しては動物実験でL-システイン製剤の投与が有効であると報告されている。
● 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
● 本剤は皮ふに対して弱い刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意する。
付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。
● 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。
作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換する。
● 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
● かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
● 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しない。
● 水産動植物(甲殻類、ドジョウ、冷水魚)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。養殖池等周辺での使用はさける。
● 散布後は、水管理に注意する。
● 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 直射日光をさけ、鍵のかかるなるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。

火災時の措置

●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。

漏出時の措置

●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。

輸送上の注意

●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

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