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パダンSG水溶剤
殺虫剤
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![]() 効果・薬害等の注意
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● 本剤を使用した場合には、チオシクラム又はベンスルタップを含む剤は使用しない。 ● 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。 ● イネシンガレセンチュウ防除のため種もみ消毒をする場合、催芽種では薬害のおそれがあるので催芽前に処理する。 ● ボルドー液と混用する場合は使用直前に混合する。 ● あぶらな科野菜に使用する場合、夏季高温時の苗や軟弱な苗に対しては薬害を生じるおそれがあるので、このような苗には使用しない。 ● なす、たばこには薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布する。 ● かきに使用する場合は、果実の着色直前以降は薬害を生じるおそれがあるので使用しない。 ● かき、大粒種ぶどうには樹勢の弱い場合には薬害を生じるおそれがあるので使用しない。 ● ほうれんそうに使用する場合、高温時の散布は薬害を生じるおそれがあるのでさける。 ● ガーベラには品種(パープルレイン、マンボなど)によっては薬害を生じるおそれがあるのであらかじめ薬害のないことを確かめたうえで使用する。 ● 本剤を側条施用する場合は次の注意を守る。 ○ 同一の害虫を防除対象とする育苗箱施用薬剤と併用すると薬害発生のおそれがあるのでさける。 ○ 使用した機械を洗浄する際は、洗浄水が水路等に流入しないように注意する。 ○ アルカリ性ペースト肥料との混和は有効成分が分解するおそれがあるので、混和可能が確認されているペースト肥料以外との混和はさける。 ● ミナミキイロアザミウマの防除に使用する場合、生息密度が高まると効果が劣るので、初発生を見たらただちに散布する。なお、ミナミキイロアザミウマは繁殖が早いので、散布はかけ残しのないようていねいに行う。 ● びわのナシヒメシンクイの防除に当っては、新梢、収穫跡、芽かき跡、剪定跡等に食入した幼虫を対象に散布する。 ● キウイフルーツに使用する場合、新葉に薬害(黄変)が生じることがあるので注意する。 ● シクラメンに使用する場合は、あらかじめシクラメンに散布してみて薬害がでないことを確かめた上で使用する。 ● 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。 ● 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。 |
![]() 安全使用上の注意
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● 蚕に対して長期間毒性があるので、散布された薬剤が飛散し、桑に付着するおそれのある場所では使用をさける。 ● 医薬用外劇物。取扱いには十分注意する。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせる。使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受ける。 ● 本剤による中毒に対しては、動物実験でL-システイン製剤の投与が有効であると報告されている。 ● 粉末は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調製時には保護メガネを着用して薬剤が眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。 ● 粉末は皮ふに対して強い刺激性があるので、散布液調製時には不浸透性手袋を着用して薬剤が皮ふに付着しないように注意する。付着した場合には直ちに十分に石けんでよく洗い落とす。 ● 散布等の作業の際は防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用する。 作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをする。 ● 街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払う。 ● 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しない。 ● 水産動植物(甲殻類・ドジョウ)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。養殖池等周辺での使用はさける。 ● 散布後は水管理に注意する。 ● 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、使用残液及び容器の洗浄水等は河川等に流さず適切に処理する。 ● 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。 ● 浸漬後の薬液は、河川等に流さず、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。 ● 直射日光をさけ、鍵のかかるなるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。 |
●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。 ●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。 |
●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。 ●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。 |
●移送取扱いは、ていねいに行う。 |
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。 |