製品情報

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殺虫剤
パーマチオン水和剤
農林水産省登録 第15458号
製品分類 殺虫剤
種類名 フェンバレレート・MEP水和剤
有効成分 フェンバレレート:10.0%
MEP:30.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺虫剤分類 3A,1B
性状 淡褐色水和性粉末 63μm以下
毒性 劇物
危険物 非該当
有効年限 3年
包装 500g×20袋
りんご、なし、かき、もも、くり、大豆、かんしょ等の主要害虫防除に

特長

  • ●果樹の幅広い害虫に作用。
  • ・シンクイムシ類、ハマキムシ類、アブラムシ類、カメムシ類など果樹の幅広い害虫に優れた効果を発揮します。
  • ●優れた殺虫力、速効性、残効性。
  • ・高い殺虫効果、優れた速効性と残効性。散布直後から苦もん虫や死亡虫が見られ、また、残効性による省力化も期待できます。
  • ●優れた浸達性により、葉裏の害虫も防除。
  • ・フェンバレレート、MEPの2成分を混合。有効成分MEPが葉裏まで浸達し、葉裏に隠れた害虫も逃がしません。

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関連動画

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必見!なぜ殺虫剤のローテーションが必要なのかご説明します!効率的、効果的に害虫を防除しましょう!!

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
かき アザミウマ類 1000~2000 200~700L/10a 収穫30日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤3回以内(樹幹処理は2回以内)
散布
かき イラガ類 1000 200~700L/10a 収穫30日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤3回以内(樹幹処理は2回以内)
散布
かき カキノヘタムシガ 1000~2000 200~700L/10a 収穫30日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤3回以内(樹幹処理は2回以内)
散布
かき カメムシ類 1000~2000 200~700L/10a 収穫30日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤3回以内(樹幹処理は2回以内)
散布
かき コガネムシ類 2000 200~700L/10a 収穫30日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤3回以内(樹幹処理は2回以内)
散布
かき ハマキムシ類 1000~2000 200~700L/10a 収穫30日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤3回以内(樹幹処理は2回以内)
散布
かき ミノガ類 1000 200~700L/10a 収穫30日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤3回以内(樹幹処理は2回以内)
散布
かんしょ イモコガ 1000~2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 MEP剤5回以内
散布
くり クリイガアブラムシ 1000 200~700L/10a 裂果前 但し収穫14日前まで 4回以内
フェンバレレート剤4回以内 MEP剤4回以内(樹幹処理は1回以内)
散布
くり クリシギゾウムシ 1000 200~700L/10a 裂果前 但し収穫14日前まで 4回以内
フェンバレレート剤4回以内 MEP剤4回以内(樹幹処理は1回以内)
散布
だいず カメムシ類 1000~2000 100~300L/10a 収穫21日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤4回以内
散布
だいず シロイチモジマダラメイガ 1000~2000 100~300L/10a 収穫21日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤4回以内
散布
だいず ダイズサヤタマバエ 1000 100~300L/10a 収穫21日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤4回以内
散布
だいず ハスモンヨトウ 1000~2000 100~300L/10a 収穫21日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤4回以内
散布
だいず マメシンクイガ 1000~2000 100~300L/10a 収穫21日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤4回以内
散布
だいず マメヒメサヤムシガ 1000 100~300L/10a 収穫21日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤4回以内
散布
とうもろこし アブラムシ類 1000~2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 4回以内
フェンバレレート剤4回以内 MEP剤4回以内
散布
とうもろこし アワノメイガ 1000~2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 4回以内
フェンバレレート剤4回以内 MEP剤4回以内
散布
とうもろこし カメムシ類 1000~2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 4回以内
フェンバレレート剤4回以内 MEP剤4回以内
散布
とうもろこし ツマジロクサヨトウ 1000~2000 100~300L/10a 収穫7日前まで 4回以内
フェンバレレート剤4回以内 MEP剤4回以内
散布
なし アブラムシ類 1000~2000 200~700L/10a 収穫30日前まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 MEP剤6回以内
散布
なし カメムシ類 1000~2000 200~700L/10a 収穫30日前まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 MEP剤6回以内
散布
なし シンクイムシ類 1000~2000 200~700L/10a 収穫30日前まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 MEP剤6回以内
散布
なし ナシグンバイ 1000 200~700L/10a 収穫30日前まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 MEP剤6回以内
散布
なし ナシチビガ 1000 200~700L/10a 収穫30日前まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 MEP剤6回以内
散布
なし ナシホソガ 1000 200~700L/10a 収穫30日前まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 MEP剤6回以内
散布
なし ニセナシサビダニ 1000~2000 200~700L/10a 収穫30日前まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 MEP剤6回以内
散布
なし ハマキムシ類 1000 200~700L/10a 収穫30日前まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 MEP剤6回以内
散布
もも アブラムシ類 1000 200~700L/10a 収穫7日前まで 6回以内
フェンバレレート剤6回以内 MEP剤6回以内(樹幹処理は1回以内)
散布
もも シンクイムシ類 1000 200~700L/10a 収穫7日前まで 6回以内
フェンバレレート剤6回以内 MEP剤6回以内(樹幹処理は1回以内)
散布
もも モモハモグリガ 1000 200~700L/10a 収穫7日前まで 6回以内
フェンバレレート剤6回以内 MEP剤6回以内(樹幹処理は1回以内)
散布
りんご アブラムシ類 1000~2000 200~700L/10a 収穫45日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤3回以内
散布
りんご キンモンホソガ 1000~2000 200~700L/10a 収穫45日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤3回以内
散布
りんご シンクイムシ類 1000~2000 200~700L/10a 収穫45日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤3回以内
散布
りんご ハマキムシ類 1000~2000 200~700L/10a 収穫45日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤3回以内
散布
りんご モモチョッキリゾウムシ 1000 200~700L/10a 収穫45日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤3回以内
散布
りんご モンクロシャチホコ 1000 200~700L/10a 収穫45日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 MEP剤3回以内
散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

● 水溶性内袋入りの製剤を使用する場合は、次の事項に注意する。
○ 内袋はぬれた手で触れない。
○ 外袋の開封後は一度に使いきることが望ましい。やむを得ず保管する場合でも、できるだけ速やかに使いきる。
○ 薬液調整の際は、容器内の水に内袋を開封せずそのまま投入し、よく撹拌する。
● アルカリ性の強い農薬との混用はさける。ただし、ボルドー液との混用の際は使用直前に混合する。
● あぶらな科作物には薬害を生ずるおそれがあるので、付近にある場合にはかからないように注意して散布する。
● りんごの旭種及びその近縁種には、他の有機リン剤と同様に薬害の出ることがあるので注意する。
● ももの初期散布(5~6月)には薬害のでることがあるので注意する。
● なしの早生赤種及びその近縁種には薬害のでることがあるので使用はさける。
● なしの新葉展開期(4~5月)に使用すると、展開葉に、黄化などの薬害を生ずることがあるので、この時期の散布はさける。
● 本剤は自動車、壁などの塗装面、大理石、御影石に散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液がかからないよう注意する。
● 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 蚕に長期間毒性があるので、散布された薬剤が飛散し、付近の桑に付着するおそれのある場所では使用しない。
● ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意する。
○ ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにする。
○ 受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさける。
○ 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努める。
● 医薬用外劇物。取扱いには十分注意する。
誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせる。
本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当を受ける。
● フェンバレレートによる中毒に対しては、動物実験でメトカルバモール製剤の投与が有効であると報告されている。
MEPの解毒剤としては、硫酸アトロピン製剤及びPAM製剤が有効であると報告されている。
● 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。
眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
● 本剤はのど、鼻、皮ふなどを刺激する場合、また、かゆみを生じる場合があるので注意する。
● 散布の際は防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用する。
作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをする。
● かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
● 摘果等の作業の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣を着用する。
● 水産動植物(魚類)に強い影響を及ぼすおそれがあるので、河川、湖沼及び海域等に飛散、流入しないよう注意して使用する。養殖池周辺での使用はさける。
● 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
● 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 直射日光をさけ、鍵のかかるなるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。
● 水溶性フィルムで包装した製剤は吸湿性があるので、湿気には十分注意し、使い残りは外袋の口を堅く閉じて保管する。

火災時の措置

●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。

漏出時の措置

●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。

輸送上の注意

●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
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