製品情報

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殺虫剤
ハクサップ水和剤
農林水産省登録 第15463号
製品分類 殺虫剤
種類名 フェンバレレート・マラソン水和剤
有効成分 フェンバレレート:10.0%
マラソン:30.0%
作⽤機構分類番号
(RACコード)
殺虫剤分類 3A,1B
性状 淡褐色水和性粉末 63μm以下
毒性 劇物
危険物 非該当
有効年限 3年
包装 100g×100袋、500g×20袋
野菜の大型チョウ目害虫防除に

特長

  • ●野菜の大型チョウ目害虫に優れた防除効果。
    • ・あぶらな科野菜、レタス、なす等の重要害虫(チョウ目、アブラムシ類)、特に野菜に大きな被害を与えるアオムシ、ヨトウムシ類、オオタバコガ等の大型チョウ目害虫に優れた効果を発揮します。

  • ●優れた殺虫力と速効性。
    • ・チョウ目の老齢幼虫等、薬剤に強い害虫にも高い効果を発揮します。

  • ●優れた残効性。
    • ・優れた残効性により、少ない散布回数ですむため、省力化が期待できます。

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関連動画

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必見!なぜ殺虫剤のローテーションが必要なのかご説明します!効率的、効果的に害虫を防除しましょう!!

適用表*データは2025年4月23日現在の内容です。

作物名で絞り込み
病害虫名で絞り込み
作物名 適用
病害虫名
希釈倍数
(倍)
使用液量
/ 使用量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法
かんしょ イモコガ 1000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
かんしょ エビガラスズメ 1000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
かんしょ ナカジロシタバ 1000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
かんしょ ハスモンヨトウ 1000 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
キャベツ アオムシ 1000~2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
キャベツ アブラムシ類 1000~2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
キャベツ オオタバコガ 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
キャベツ コナガ 1000~2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
キャベツ タマナギンウワバ 1000~2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
キャベツ ハスモンヨトウ 1000~2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
キャベツ ヨトウムシ 1000~2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
さといも ハスモンヨトウ 2000 100~300L/10a 収穫3日前まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
だいこん アオムシ 1000~2000 100~300L/10a 収穫35日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 マラソン剤6回以内
散布
だいこん アブラムシ類 1000~2000 100~300L/10a 収穫35日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 マラソン剤6回以内
散布
だいこん カブラハバチ 1000~2000 100~300L/10a 収穫35日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 マラソン剤6回以内
散布
だいこん コナガ 1000~2000 100~300L/10a 収穫35日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 マラソン剤6回以内
散布
だいこん ハスモンヨトウ 1000~2000 100~300L/10a 収穫35日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 マラソン剤6回以内
散布
だいこん ヨトウムシ 1000~2000 100~300L/10a 収穫35日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 マラソン剤6回以内
散布
なす アブラムシ類 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤6回以内
散布
なす オオタバコガ 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤6回以内
散布
なす オンシツコナジラミ 2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤6回以内
散布
はくさい アオムシ 1000~2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
はくさい アブラムシ類 1000~2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
はくさい オオタバコガ 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
はくさい カブラハバチ 1000~2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
はくさい コナガ 1000~2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
はくさい タマナギンウワバ 1000~2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
はくさい ハスモンヨトウ 1000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
はくさい ヨトウムシ 1000~2000 100~300L/10a 収穫前日まで 5回以内
フェンバレレート剤5回以内 マラソン剤5回以内
散布
ブロッコリー アオムシ 2000 100~300L/10a 収穫30日前まで 3回以内
フェンバレレート剤3回以内 マラソン剤5回以内
散布
リーフレタス アブラムシ類 1000~2000 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
フェンバレレート剤2回以内 マラソン剤2回以内
散布
リーフレタス オオタバコガ 1000 100~300L/10a 収穫14日前まで 2回以内
フェンバレレート剤2回以内 マラソン剤2回以内
散布
レタス アブラムシ類 1000~2000 100~300L/10a 収穫3日前まで 2回以内
フェンバレレート剤2回以内 マラソン剤5回以内
散布
レタス オオタバコガ 1000 100~300L/10a 収穫3日前まで 2回以内
フェンバレレート剤2回以内 マラソン剤5回以内
散布
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使用上の注意

効果・薬害等の注意

●使用量に合わせ薬液を調整し、使い切る。
● 石灰硫黄合剤、ボルドー液等アルカリ性薬剤との混用はさける。
● 幼苗期に使用すると、展開葉に黄化などの薬害を生ずることがあるので、この時期のなすへの使用はさけ、また、キャべツ、はくさい、だいこん、レタス、リーフレタスに使用する場合は所定範囲内の低濃度で散布する。
● 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

● 蚕に長期間毒性があるので、散布された薬剤が飛散し、付近の桑に付着するおそれのある場所では使用しない。
● ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意する。
○ ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにする。
○ 受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさける。
○ 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努める。
● 医薬用外劇物。取扱いには十分注意する。
誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせる。
本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受ける。
● フェンバレレートによる中毒に対しては、動物実験でメトカルバモール製剤の投与が有効であると報告されている。
マラソンの解毒剤としては、硫酸アトロピン製剤及びPAM製剤の投与が有効であると報告されている。
● 眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。(刺激性)
● 本剤はのど、鼻、皮ふなどを刺激する場合、また、かゆみを生じる場合があるので注意する。
● 散布の際は防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用する。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをする。
● かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
● 水産動植物(魚類)に強い影響を及ぼすおそれがあるので、河川、湖沼及び海域等に飛散、流入しないよう注意して使用する。養殖池周辺での使用はさける。
● 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
● 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
● 直射日光をさけ、鍵のかかるなるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。

火災時の措置

●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。

漏出時の措置

●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。

輸送上の注意

●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。

廃棄に関する注意

【A.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【B.希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
【C.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。
【D.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル剤等で、魚毒性が低い農薬の場合】
使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
【E.希釈せずに使用する粉剤・粒剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用量に合わせて秤量し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【F.希釈して使用する水和剤・水溶剤等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器、空袋は水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。
【G.希釈して使用する液剤・乳剤・フロアブル等で、魚毒性が高い農薬の場合】
使用残りの薬液が生じないように調製し、使い切る。散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さない。空容器は3回以上水洗し、水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。
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