なるほどね!これでナットク 農薬の選び方・使い方
剤型の解説
●水に希釈して使用する薬剤(農家向けが多い)
- 乳剤
- 液状の製剤で、水で薄めて使用します。水で薄めると乳白色の液体になります。
- 水和剤
- 粉末状の製剤で、水で薄めて使用します。水で薄めるとわずかに濁った液体になります。
- フロアブル剤
- 水和剤の一種で、水に白濁させた濃い製剤です。水で薄めて使用します。保管中に有効成分が沈殿しやすいので、よく振ってから使用してください。
●そのまま手軽に使用できる薬剤(一般家庭園芸向けに多い)
- エアゾール剤
- 手を汚さず手軽に使用できます。作物に近づけて散布すると冷害を起こすため、必ず一定の距離(30cm以上)を離して使用します。
- スプレー(AL)剤
- 薄める手間がなく、そのまま使用できます。作物に近づけて散布をしても冷害がでません。部分的なポイント散布ができます。
- 粒剤
- そのままパラパラと散布できます。長期間効果が持続する商品が多いです。
- ペレット剤
- ナメクジ、ネキリムシなど昼間かくれて夜に活動する害虫に有効です。植物を加害する前に害虫を誘引して退治できます。