農薬/肥料のよくあるご質問(Q&A)


ご質問と回答

生垣のレッドロビンに、毎年、ごま色斑点病が発生して落葉します。効果的な防除方法を教えてください。
ごま色斑点病はレッドロビン(べにかなめもち)の葉に小さな斑点が発生する病気で、新葉が出揃った時期から発生し始め、病気が進むと激しく落葉して樹勢が次第に衰えていきます。感染源は雨滴の跳ね返りなど、水を介して広がるので、梅雨と秋雨の時期に特に広がりやすくなります。一方、夏季高温時には活動が低下します。
この病気には、「ベンレート水和剤」がお使い頂けます。本剤を2000倍に希釈し、病気が発生し始める時期に、木の全体にムラなく散布してください。水をはじきやすい葉なので、希釈液には所定量の展着剤を添加してください。2回以上散布する場合は2週間間隔が目安ですが、使える農薬が限られており、同じ作用性の農薬を連用し続けると抵抗性が発達する恐れがあります。そこで、農薬以外の感染対策が重要になりますので、以下のような対策を撮ってください。
①適切に剪定して風通しを良くする。
②葉に生じた斑点で感染源が作られるので、症状が出た葉は出来るだけ摘み取る。
③落ち葉も感染源となるので、放置せず片付ける。

このQ&Aは、動画でも簡潔に解説していますので、ご覧ください。
【農薬Q&A】生垣のレッドロビンに、毎年、ごま色斑点病が発生して落葉します。効果的な防除方法を教えてください。

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