農薬/肥料のよくあるご質問(Q&A)


ご質問と回答

①毎年”かき”がカキノヘタムシガにやられて、数個しか収穫できないので、殺虫剤で防除したいと思います。効果のある殺虫剤を教えてください。 ②また、いつ頃散布したらいいでしょうか?
①カキノヘタムシガに登録のある殺虫剤には「バダンSG水溶剤」、「アディオン乳剤」、「スミチオン乳剤」、「ダントツ水溶剤」などがあります。
②カキノヘタムシガは幼虫で越冬します。成虫の発生は地域による差がありますが、5月下旬頃から見られますので、6月上旬が散布の目安となります。2回目からの散布は次世代成虫の発生時期である、7月下旬から8月上旬ですが、地域によって変動がありますので、発蛾最盛期の10~15日後を目処としてください。この害虫は、”かき”の新芽に喰入して茎の中に入り、3齢幼虫になったら茎から出て”かき”の実(多くはヘタ付近)に移動します。ヘタに潜り込むと薬剤が届きませんので、孵化直後から果実喰入前に駆除する必要があります。そのため、散布タイミングが重要になります。第二世代の幼虫の加害時期は被害が大きいので、出来れば1週間後くらいにもう1回散布してください。

このQ&Aは、動画でも簡潔に解説していますので、ご覧ください。
【農薬Q&A】かき”のカキノヘタムシガを防除できる農薬と、効果的な使いかたを教えてください。

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