農薬/肥料のよくあるご質問(Q&A)


ご質問と回答

昨年は7月から9月にかけて「ベンレート水和剤」を「べにかなめもち」に5、6回散布したところ、ごま色斑点病を良く抑えることができました。今年は11月頃になってごま色斑点病が発生してきたので、1週間から10日間隔で「ベンレート水和剤」を散布していますが、冬に使っても問題ないでしょうか?発病した葉は殆ど落葉して、最近赤い芽が出てきていていますが、発病はしていないようです。
「ベンレート水和剤」は冬に使っても害はありませんが、既に休眠して活動を止めており、薬剤は作用しませんので、冬に散布しても防除効果は期待できません。葉や枝で感染し、発病した病斑から感染源が雨水などの跳ね返りに乗って飛散し、次々に感染していきます。翌年の萌芽期からの散布をお薦めします。ただ、同じ作用性の薬剤を繰り返し使用すると抵抗性が発達する恐れがある一方で、この病気の防除に使える農薬が限られています。そのため、以下のような対策を取ってください。
①適切に剪定して風通しを良くする。
②葉に生じた斑点で感染源が作られるので、症状が出た葉は出来るだけ摘み取る。
③落ち葉も感染源となるので、放置せず片付ける。。

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【農薬Q&A】生垣のレッドロビンに、毎年、ごま色斑点病が発生して落葉します。効果的な防除方法を教えてください。

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