農薬/肥料のよくあるご質問(Q&A)


ご質問と回答

なし園の跡で”かんしょ”を栽培していますが、”かんしょ”に黒斑病が多発して困っています。なし園の跡なので”なし”の黒斑病の菌が残っていて、”かんしょ”に黒斑病が多発するのかとも思いますが、良い防除法を教えてください。
①”かんしょ”の黒斑病菌はCeratocystis fimbriataで、”なし”の黒斑病菌はAlternaria alternataです。病名は同じ黒斑病であっても病原菌が違いますので、”かんしょ”での黒斑病多発はなし園の跡での栽培が原因とは考えられません。 ②”かんしょ”の黒斑病の防除法としては、種いも消毒では「ベンレート水和剤」の粉衣処理と温湯処理(47~48℃、40分浸漬)があります。また、苗の消毒では「ベンレート水和剤」の苗基部浸漬(500~1000倍液に20~30分浸漬)と温湯処理(47~48℃、15分浸漬)があります。 ③畑に植えて伸びてくる蔓は病気に感染していないので、蔓先を切り取って健全苗をつくることができます。

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