農薬/肥料のよくあるご質問(Q&A)


ご質問と回答

カンキツかいよう病の感染経路と、効果的な防除方法を教えてください。
①カンキツかいよう病は細菌による病害で、前年に感染した罹病組織中で越冬します。主な感染・発病は初夏から初秋の間で、降雨の際に伝染源から広がり、水滴と共に飛散します。病原菌の感染はカンキツの自然開口部(水孔、気孔)や傷口、害虫の食害痕から行われます。強風は飛散を助けると共に、植物に傷を付けて感染を助長します。ミカンハモグリガの喰入痕からも感染しますので、ミカンハモグリガの防除も大事です。 ②風の強い場所では、防風ネットの設置など、強風を防ぐ工夫が必要です。薬剤による防除では、予防剤として銅剤を散布し、発病初期に「バリダシン液剤5」やマイシン剤を散布するのが効果的と考えられます。

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