農薬/肥料のよくあるご質問(Q&A)


ご質問と回答

いもち病は年により発生に差があり、発生後の適期防除が難しいので有効剤が必須です。害虫の被害は大きくありませんが、毎年紋枯病が多発する圃場があり「箱大臣粒剤」の使用を検討しています。箱施用で紋枯病は防除可能でしょうか?
①紋枯病は前年発病した株に菌核を作り、その菌核が落下し土中で越冬して発生源になります。代かきの際に浮かび上がり、腐熟わら等と一緒に圃場畔周辺に追いやられます。そのため、畔際に発生が多くなります。移植された苗に菌核が付着し、株内の湿度と気温が上がることにより菌糸が伸長し発病します。 ②育苗箱に施用された紋枯病に有効なフラメトピルが稲体に吸収されることで、発芽した菌糸に作用し上位伸展を抑えます。通常は育苗箱施用で被害が生じない程度に抑えますが、発生が多く十分な効果が見られない場合は、出穂期前後に治療効果もある「バリダシン液剤5」で体系防除してください。

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